アート

Posted on 2020-03-19
宮内庁所蔵の名品を特別公開 御即位記念特別展「雅楽の美」



狩野永岳《散手・貴徳図衝立》1基 江戸時代 19世紀 宮内庁三の丸尚蔵館 【展示期間:右の散手図は4/26まで、左の貴徳図は4/28から展示】 


皇室伝統の文化・芸術である「雅楽」にまつわる名品
天皇陛下のご即位を記念して特別展「雅楽の美」が、東京藝術大学大学美術館で、2020年(令和2年)4月4日から5月31日まで開催されます。

宮内庁が所蔵する貴重な品々を中心に特別に公開します。

華やかな舞楽装束、雅な意匠で装飾された楽器や楽譜、雅楽を主題に技巧を凝らして制作された絵画や彫刻など約120点が紹介されます。

雅楽とは、舞楽や管絃、歌物(催馬楽(さいばら)・朗詠(ろうえい))、国風歌舞(くにぶりのうたまい)などの総称です。

中国・朝鮮から伝来したものが、日本在来の歌舞(うたまい)と融合してできあがったと言われています。

平安時代になると、宮中儀式楽だけでなく、貴族が楽しむ宮廷音楽として広がりをみせました。

また、四天王寺や春日大社などでは、いまでも儀式楽として受け継がれています。

極楽浄土を思わせるところから、迎講(むかえこう)などの法会においても、重要な役割を果たしています。

皇室伝統の文化・芸術である「雅楽」にまつわる名品が見られる絶好の機会です。
 
 
御即位記念特別展「雅楽の美」
会期
 2020年(令和2年)4月4日(土)~5月31日(日)
前期:4月4日(土)~4月26日(日)
後期:4月28日(火)~5月31日(日)
※ 前・後期で展示替えあり
休館日 月曜日 ※ただし、5月4日(月・祝)は開館
会場 東京藝術大学大学美術館本館 展示室1、2、3、4
観覧料 一般1600円(1400円/1300円)、高校・大学生1000円(800円/700円)、中学生以下無料
※( )は前売券/20人以上の団体料金
 
 

海野勝珉《蘭陵王置物》 明治23年(1890年) 宮内庁三の丸尚蔵館 【通期展示】 


 

高階隆兼《春日権現験記絵 巻第七》(部分) 延慶2年(1309年) 宮内庁三の丸尚蔵館【展示期間:4/28から展示】 


 

《太鼓》安政2年(1855年) 宮内庁三の丸尚蔵館 【通期展示】 


 
 
   




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