アート

Posted on 2021-07-03
芸妓であり写真家 花柳界引退後は映像、パフォーマンス、音楽、ジャンル横断で活躍する花代(はなよ)の「まつり」



 


都内各所とアントワープで開催
80年代末より、写真、映像、パフォーマンス、音楽などジャンルを横断しながら作家活動を展開している花代(はなよ)。

花代は、中学生の頃、父親から譲り受けたカメラで写真を撮り始め、19歳の時に向島で半玉の修業を始めます。

芸妓として働きながら、ライフワークとして写真を撮りつつ、モデルやミュージシャンとしても活動。

95年に花柳界を引退してロンドンへ移住し、「ドクメンタX」や、ハンス・ウルリッヒ・オブリストとホウ・ハンルウのキュレーションによる「Cities on the Move」への参加、パレ・ド・トーキョーでの個展など、精力的に作家活動を展開します。

奇才映画監督クリストフ・シュリンゲンジーフに呼ばれてベルリンを訪れたことをきっかけに、99年にベルリンへ移住し、15年間の海外生活を経て、2010年に帰国します。

その花代の活動30周年を記念して開催されるのが「花代まつり」です。

都内各所およびベルギー・アントワープを会場に、2021年7月6日から11月28日まで開催されます。

初期から現在まで、一貫して多様な表現方法を用いながら活動を続ける花代の30年間の活動を振り返り、写真、映像、インスタレーション、パフォーマンスなど未発表の作品から新作まで、さまざまな場所でさまざまな展示が行われます。

幻想的で独自な世界観を持つ花代の作品、そして幅広い活動の軌跡が見られるでしょう。

森岡書店(銀座)、POST(恵比寿)、アニエスべー ギャラリー ブティック(南青山)、タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー /フィルム(六本木)、三越コンテンポラリーギャラリー(日本橋本店)、Void+(南青山)の順に都内6か所で開催された後、アントワープでも開催される予定です。

開催場所および会期は以下のとおりです。

1「花代の世界 地下活動半世紀:35年分のフライヤー編」
日時:7月6日(火)~7月11日(日)
会場:森岡書店
定休日:月曜日
住所:東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル

2「Keep an Eye Shut III」
日時:
7月24日(土)~8月15日(日)
会場:POST
定休日:月曜日
住所:東京都渋谷区恵比寿南2-10-3

3「Keep an Eye Shut II」
日時:
7月28日(水)~9月8日(水)
会場:agnes b. galerie boutique 
定休日:なし
住所:東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2F

4 花代「hanayo IV - Keep an Eye Shut I」
日時:
8月6日(金)~9月11日(土)
会場:タカ・イシイギャラリーフォトグラフィー/フィルム
定休日:日曜日 月曜日 祝日 夏季休廊:8月8日(日)~8月16日(月)
住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル2F

5 花代 個展「花代の世界 地下活動半世紀」
日時:
9月15日(水)~27日(月)
会場:MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY
定休日:なし
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店 本館6F

6「花代の世界 地下活動半世紀:映像編」
日時
:9月24日(金)~10月23日(土)
会場:void+
定休日:日曜日 月曜日 祝日
住所:東京都港区南青山3-16-14 1F

7「Keep an Eye Shut」
日時:
10月21日(木)~11月28日(日)
会場:IBASHO
定休日:月曜日 火曜日 水曜日
住所:Tolstraat67,2000 Antwerp, Belgium
 
 
  




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