アート
Posted on 2021-07-04
「蜷川実花展 ―虚構と現実の間に―」
蜷川実花の色彩と世界観を堪能
写真家の枠を超え、映画、デザイン、ファッションなど多彩な活動をしている蜷川実花。
山梨県立美術館で「虚構と現実」をテーマに、蜷川実花の展覧会が開催されます。
独特な色彩感覚と世界観で知られる蜷川実花は、2000年度には木村伊兵衛写真賞を受賞し、近年では台北などで個展を開催するなど、国内外で高い評価を得ています。
今回の展覧会は、以下の内容で構成。蜷川実花の世界が堪能できることでしょう。来場者が撮影可能な作品も、数多く展示されます。
【桜】
蜷川実花が好きな花である桜。額装された写真作品だけでなく、壁や床全面を桜の写真で覆ったインスタレーション形式でも鑑賞できます。
【永遠の花】
墓地に添えられた造花から衝撃を受けたことをきっかけに、取り組み始めたシリーズです。
【Portraits of the Time】
俳優、ミュージシャン、アスリートと言った著名人を、ユニークな背景や衣装で撮影したシリーズ。
【Self-Image】
自分自身にレンズを向け、自らを問うシリーズ。蜷川実花のデビュー作もセルフ・ポートレートでした。
【うつくしい日々】
蜷川実花の父は、演出家の蜷川幸雄。2016年5月に逝去しました。入院生活を余儀なくされ、ゆっくりと死へと向かっていく父の日々を撮影しています。
【PLANT A TREE】
以前、仕事場が近かったこともあり、目黒川の桜は毎日目にしていたといいます。川面とともに撮影された桜のシリーズです。
【INTO FICTION/REALITY】
様々なモノや人を被写体に、虚構と現実の区別がつかないような、蜷川実花の世界観を存分に堪能できるシリーズです。
【映像作品】
写真とは異なった、蜷川実花の映像作品の魅力が楽しめます。
蜷川実花展 ―虚構と現実の間に―
会期 2021年7月10日(土)~8月29日(日)
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
会場 山梨県立美術館 特別展示室
休館日 2021年(令和3年)7月12日(月)、19日(月)、26日(月)、8月2日(月)、16日(月)、23日(月)
観覧料 一般1000円(840円)、大学生500円(420円)
※( )内は20名以上の団体料金、前売料金、県内宿泊者割引料金
※高校生以下の児童・生徒は無料(高校生は生徒手帳持参)
※県内65歳以上は無料(健康保険証等持参)
※障害者手帳の持参者、およびその介護者は無料
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締め切りは、2021年7月25日24時です。
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