アート / 歴史

Posted on 2021-12-05
国宝“細川ミラー”期間限定公開 永青文庫



国宝「金銀錯狩猟文鏡」 中国 戦国時代(前4~前3世紀)永青文庫蔵 2021年12月18日(土)~2022年1月23日(日)限定公開 


古代中国、オリエント美術を展覧
東京・目白台にある永青文庫で、令和3年度冬季展「古代中国・オリエントの美術 リターンズ ―国宝“細川ミラー”期間限定公開―」が、2021年(令和三年)12月18日(土)から翌年2月13日(日)まで開催されます。

永青文庫では、2020年2月より「古代中国・オリエントの美術―国宝“細川ミラー”期間限定公開―」展が開催されましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりやむなく途中閉幕となってしまいました。

今回の「リターンズ」は、およそ1年10か月ぶりに再び開催するものです。

永青文庫の設立者・細川護立(もりたつ)(細川家16代、1883~1970)は、幼い頃から漢籍に親しみ、中国の文化に強い憧れを抱いていました。

大正15年(1926)から約1年半かけてヨーロッパを巡り、のちに国宝に指定される 「金彩鳥獣雲文銅盤(きんさいちょうじゅううんもんどうばん)」などの中国青銅器や陶磁器を購入し、以降本格的に中国美術のコレクションを始めます。

さらに護立の関心はオリエント美術にまで及び、イスラーム陶器やタイルの優品も蒐集しました。

本展では“細川ミラー”の名で広く知られる「金銀錯狩猟文鏡(きんぎんさくしゅりょうもんきょう)」(国宝)など前回の出品作品に加え、永青文庫では8年ぶりの公開となる「金銀玻璃象嵌大壺(きんぎんはりぞうがんおおつぼ)」(重要文化財)をはじめとした古代中国の美術13点を新たに展覧します。

また、高度な技術でつくられた大変珍しい「ゴールドバンドガラス碗」などのオリエント美術も再び紹介されます。
 
 
令和3年度冬季展「古代中国・オリエントの美術 リターンズ ―国宝“細川ミラー”期間限定公開―」
会期 2021年(令和三年)12月18日(土)から2022年(令和四年)2月13日(日)まで
※4階・3階展示室のみの開室となります
会場 永青文庫
休館日 月曜日(但し2022年1月10日は開館し、翌11日は休館)、年末年始(12月27日~2022年1月7日)
開館時間 午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
入館料 一般800円、シニア(70歳以上)600円、大学・高校生300円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
※新型コロナウイルス感染症、天災、災害等の状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合があります。最新の情報はTwitterにてお知らせします。
※入館にあたり事前予約は必要ありませんが、混雑時は待つ場合があります。
※入館時はマスク着用をお願いします。
 
 

重要文化財「金銀玻璃象嵌大壺」 中国 戦国時代(前5~前3世紀)永青文庫蔵 


 

「ゴールドバンドガラス碗」 東地中海沿岸域 前2~前1世紀 永青文庫蔵 


 

「白釉色絵人物文鉢」 イラン 12~13世紀 永青文庫蔵 


 
         
     




 
 
 

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令和3年度冬季展「古代中国・オリエントの美術 リターンズ ―国宝“細川ミラー”期間限定公開―」の開催を記念して、M&Cの読者の中から5組10名様にチケットをプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2021年12月31日24時です。

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