歴史 / ライフ / 出版

Posted on 2021-11-29
ハリー・ポッターと魔法の歴史 大英図書館コレクションから紹介



R.アブラハム・エレアツァール『太古の化学作業』 1735年 大英図書館蔵
©British Library Board 

ホグワーツ魔法魔術学校の科目に沿った展示構成
『ハリー・ポッターと賢者の石』の出版20周年を記念して企画された展覧会「ハリー・ポッターと魔法の歴史」が、東京ステーションギャラリーで開催されます。

現代のファンタジー文学として、20年にわたって世界的人気を誇る「ハリー・ポッター」シリーズ。

本展では、原作者J.K.ローリングの直筆原稿やスケッチに加え、大英図書館が所蔵する貴重な書籍や資料などを紹介し、ハリー・ポッターの世界の底流にある言い伝えや魔法の歴史を紐解きます。

ハリーが学んだホグワーツ魔法魔術学校の科目に沿って、イギリスをはじめ世界各国に古くから伝わる魔法や呪文、占いなどを、「魔法薬学」「錬金術」「天文学」などの10章で構成し、科学が発達していなかった時代の人々が信じた魔法や魔術の記録を展示します。

本展は、大英図書館が2017年に企画・開催した展覧会“Harry Potter: A History of Magic”の国際巡回展です。

大英図書館の大規模な展覧会が日本に巡回するのは初めてであり、その充実したコレクションの一端が見られる絶好の機会といえるでしょう。

会場構成
第1章 旅 ―The Journey―
第2章 魔法薬学 ―Potions―
第3章 錬金術 ―Alchemy―
第4章 薬草学 ―Herbology―
第5章 呪文学 ―Charms―
第6章 天文学 ―Astronomy―
第7章 占い学 ―Divination―
第8章 闇の魔術に対する防衛術 ―Defence Against the Dark Arts―
第9章 魔法生物飼育学 ―Care of Magical Creatures―
第10章 過去、現在、未来 ―Past, Present, Future―

ハリー・ポッターと魔法の歴史
会期 2021年(令和三年)12月18日(土)から2022年(令和四年)3月27日(日)まで
会場 東京ステーションギャラリー
休館日 月曜日、12月29日(水)~1月1日(土・祝)、1月11日(火) ※ただし1月10日(月・祝)、3月21日(月・祝)は開館
開館時間 午前10時~午後6時(金・土曜日は午後8時まで) ※入場は閉館の30分前まで
問い合わせ先 050-5542-8600(ハローダイヤル)

 

レオナルド・ダ・ヴィンチ「天体にまつわるメモとスケッチ」 1506-1508年頃 大英図書館蔵
©British Library Board 


 

J.K.ローリング《ダイアゴン横丁の入り口のスケッチ》 1990年 J.K.ローリング蔵
©J.K.Rowling 


   

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス《魔法円》 1886年 油彩/カンヴァス  テート蔵
©Tate, London 2019 


 

マヌエル・フィレス『動物の性質について』 16世紀 大英図書館蔵
©British Library Board 


 

        




 
 

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