アート / マーケティング
Posted on 2023-08-25
アートフェア「Tokyo Gendai」 出展者・来場者ともに満足
国際アートフェア「Tokyo Gendai」が令和五年(2023)7月7日、国内外73のギャラリーが出展し、美術コレクター、美術館・アート関係者、アート愛好家、あわせて2万907人が来場して、盛況のうちに閉幕しました。
Tokyo Gendaiは、美術品の売買だけでなく、アートと知性の行き交う場所で異文化を体験できる、エキサイティングな舞台を提供するというコンセプトで、今回、パシフィコ横浜で初開催されました。(会期:2023年7月7日(金)~7月9日(日)、VIPプレビュー7月6日(木))
出展ギャラリーは会期を通して好調な売上を記録しました。
主催者側に報告のあったギャラリーのセールスを、いくつか紹介しましょう。
●Sundaram Tagore Gallery
千住博の作品を廣澤美術館コレクションに64.5万米ドルで
●Almine Rech
トム・ウェッセルマンの作品を42.5万~46万米ドルで、クロエ・ワイズの作品を10.1万~11万米ドルで、アレクサンドル・ルノアールの作品を10.9万~12万米ドルで販売
●Blum&Poe
奈良美智、浜名一憲、岡崎乾二郎の作品を2万~40万米ドル
●Fitzpatrick Gallery
ジル・マレディの作品を5,000万円以上で
●Sadie Coles HQ
アレックス・ダ・コルテ、ヴィルヘルム・サスナル、カティ・ヘック、ニコラ・タイソンの作品を5,000~20万米ドルの価格で取引
●隱丘畫廊Hillside Gallery
初日に佐藤晋也の作品6点を各約3万米ドルで、七戸優の作品3点を各約4万米ドルの価格で取引
●Kaikai Kiki Gallery
Mr.の作品すべてが完売
次回は2024年(令和六年)7月5日(金)~7日(日)(VIPプレビューは7月4日(木))、パシフィコ横浜C/Dホールで開催される予定です。
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