アート
Posted on 2025-12-19
「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」日本のアートを多角的に見つめ直す
2025年(令和七年)12月3日(水)から2026年(令和八年)3月29日(日)まで、東京・六本木の森美術館で「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」が開催中です。
出展アーティストは次のとおりです。
A.A.Murakami
ケリー・アカシ
アメフラシ
荒木 悠
ガーダー・アイダ・アイナーソン
ひがれお
廣 直高
細井美裕
木原 共
金仁淑(キム・インスク)
北澤 潤
桑田卓郎
宮田明日鹿
Multiple Spirits
沖 潤子
庄司朝美
シュシ・スライマン
マヤ・ワタナベ
キャリー・ヤマオカ
ズガ・コーサクとクリ・エイト
※姓のアルファベット順
「六本木クロッシング」は、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として、森美術館が2004年から3年に1度、共同キュレーション形式で開催してきたシリーズ展です。
第8回目となる今回は、森美術館のキュレーターに加えて国際的に活躍するアジアのゲストキュレーター2人を迎え、「時間」をテーマに、国籍を問わず日本で活動する、もしくは日本にルーツがあり海外で活動するアーティスト全21組を紹介しています。
出展作品には、絵画、彫刻、映像はもとより、工芸、手芸やZINE(ジン)、さらにはコミュニティプロジェクトも含まれます。
建築、デザインの領域を越え、国際的に高い注目を集めるA.A.Murakami の没入型インスタレーション。
海外のメゾンとのコラボレーションでも話題の桑田卓郎の圧倒的な造形美を放つ色彩鮮やかな大型の陶芸作品。
自身の声や環境音を用いて作品を制作し、舞台作品なども手掛ける細井美裕の新作サウンド・ピース。
近年、国内外で高い評価を得ている沖潤子の、繊細な手仕事から生み出される抽象画のような刺繍作品など、100点を超える多様で多彩な表現が一堂に会します。
本展の副題「時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」が示すのは時間の貴さと儚さ。各作品に現れるさまざまな時間の交差をとおして、日本のアートを多角的に見つめ直します。
以下の写真は展示会場のもようです。
展示風景:「六本木クロッシング 2025 展:時間は過ぎ去る わた
したちは永遠」森美術館(東京)2025-2026年
「さまざまな時間のスケール」の展示エリア。成形する、色を塗り重ねる、糸で縫う、といった行為の作品が並ぶ。きわめて個人的な行為だが、それは作家ひとりの人生を超え、人々に深く響く力強い表現へと昇華されている。
手前中央はケリー・アカシ《星々の響き》(2025)。ガラスでできた球体がレースのようで繊細だ。
☆ ☆
展示風景:「六本木クロッシング 2025 展:時間は過ぎ去る わた
したちは永遠」森美術館(東京)2025-2026年
壁面に庄司朝美の作品が並ぶ。左から《25.8.19》(2025)、《25.10.31》(2025)、《25.8.26》(2025)。アーティストが自身の身体をモチーフにした作品である。見ている者を心象世界に引き込む。
☆ ☆
廣 直高
展示風景:「六本木クロッシング 2025 展:
時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」
森美術館(東京)2025-2026年
☆ ☆
A.A.Murakami
《水中の月》
2025 年
スチール、アルミニウム、カスタムロボティクス、カス
タム濾過システム、泡、水、AI制御ロボティックシステム
407×807×485 cm
制作協力:アンソロピック
☆ ☆
ズガ・コーサクとクリ・エイト
《地下鉄出口 2》
展示風景:「六本木クロッシング 2025 展:
時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」
森美術館(東京)2025-2026年
☆ ☆
和田礼治郎
《MITTAG》
2025年
ガラス、真鍮、ブロンズ、ブランデー
238×212×79 cm
展示風景:「六本木クロッシング 2025 展:時間は過ぎ去る わた
したちは永遠」森美術館(東京)2025-2026年
制作協力:SCAI THE BATHHOUSE, Tokyo
☆ ☆
ガーダー・アイダ・アイナ―ソン
展示風景:「六本木クロッシング 2025 展:時間は過ぎ去る わた
したちは永遠」森美術館(東京)2025-2026年
☆ ☆
展示風景:「六本木クロッシング 2025 展:時間は過ぎ去る わた
したちは永遠」森美術館(東京)2025-2026年
画面手前の飛行機とその下の布は北澤潤《フラジャイル・ギフト・ファクトリー》。
「フラジャイル・ギフト」は2021年から続くプロジェクトで、インドネシアの空軍博物館で戦闘機「隼(中島キ43)が保存されているのを発見したことをきっかけに始まった。
六本木クロッシングの会期中は、月に一度北澤が来日し、実際にこの場所で制作を行い、《フラジャイル・ギフト:隼の凧》(画面に写っている飛行機)が日本の空を飛ぶというプロジェクトの最終目標へとつなげていく。
☆ ☆
アメフラシ
展示風景:「六本木クロッシング 2025 展:時間は過ぎ去る わた
したちは永遠」森美術館(東京)2025-2026年
アメフラシは山形県長井市を拠点に活動するアーティスト・コレクティブで、名前には「雨が草木を育てるように」地域の文化を豊かにしたいという願いが込められている。
写真の《Kosyauの壁を移築する》(2022/2025)は木材や構造体を再利用した構築物で、壁面には特徴的な文字が描かれている。
☆ ☆
展示風景:「六本木クロッシング 2025 展:時間は過ぎ去る わた
したちは永遠」森美術館(東京)2025-2026年
右はシュシ・スライマンの《瓦ランドスカップ》(2025)。尾道の廃屋から集めた瓦1500枚以上を使って組まれた屋根は圧巻。空のように広がる上部壁面に詩が書かれている。
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木原 共
《あなたをプレイするのはなに? —ありうる人生たちのゲーム》(部分)
2025年
展示風景:「六本木クロッシング 2025 展:時間は過ぎ去る わた
したちは永遠」森美術館(東京)2025-2026年
六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠
会期 2025年12月3日(水)から2026年3月29日(日)まで 会期中無休
開館時間 午前10時~午後10時
※火曜日のみ午後5時まで
※ただし、12月30日(火)は午後10時まで
※最終入館は閉館時間の30分前まで
会場 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
料金 [平日]一般 2000円(1800円)、学生(高校・大学生)1400円(1300円)、中学生以下無料、シニア(65歳以上)1700円(1500円)[土・日・休日]一般2200円(2000円)、学生(高校・大学生)1500円(1400円)、中学生以下無料、シニア(65歳以上)1900円(1700円)
※( )=オンラインチケットの料金
※2025年12月29日(月)~2026年1月2日(金)は、[土・日・休日]料金です。
※事前予約制(日時指定券)が導入されています。各種オンラインチケット販売サイトから「日時指定券」を購入ください。
※当日、日時指定枠に空きがある場合は、事前予約なしで入館可能。
※本展のチケットで、同時開催プログラムも鑑賞可能です。
同時開催:「MAMコレクション021:ハオ・ジンバン」
「MAMスクリーン022:イキバウィクルル」
「MAMプロジェクト034:ソニア・ボイス」
問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
森美術館ウェブサイト www.mori.art.museum
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