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Posted on 2011-08-31
東京ゲームショウ2011 「ゲームで日本を元気に」のスローガンのもと、東日本大震災の復興支援企画  ゲームアイデア発掘イベント「SENSE OF WONDER NIGHT 2011」も実施


Writer:蓬田(よも)修一

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA)の主催、日経BP 社の共催で開催する「東京ゲームショウ2011」(会期:2011 年9 月15 日(木)~18 日(日)、会場:幕張メッセ)では、東日本大震災復興支援企画の詳細と、東京ゲームショウ開催2 日目(9 月16 日)実施するゲームアイデア発掘イベント「SENSE OF WONDER NIGHT 2011」(SOWN 2011)の最終参加10 作品を決定しました。

今回、東日本大震災からの復興を支援するために、「ゲームで日本を元気に」というスローガンを掲げ、復興支援イベントを実施します。

その目玉が、「かえり道のアートスペース」です(「ゲームで日本を元気に」企画ブース内)。

「ゲームで日本を元気に」というスローガンを実感してもらえるように、来場者が最新のゲームに触れたあとで、感じたこと、思ったことを自由に表現してもらい、次の2 種類の展示方法で紹介します。

①「ウォールアート」
②「ネビュラアート」

※画像は、「文化庁メディア芸術祭2011」出展時より

「ウォールアート」は、 描いたカードを参加者が自由に展示ボードに貼り付けるもので、開催期間中、述べ約2,000 名の来場者が描くカードを展示する予定です。

一方「ネビュラアート」は、「かえり道のアートスペース」の特長の一つで、参加者が描いたカードをコンピュータに集積し、それぞれのカードに自ら意味を付けて自分と他の人の カードの繋がり(共有)を見るシステムです。

会場の壁面に投影されたスクリーン上では、参加者が描いたカード同士が繋がり、美しい幾何形体=ネビュラ(星雲の意味)を生成します。

スクリーン上のネビュラに投影された後、参加者のカードはそのまま「ウォールアート」にも展示します。

クリエイターや業界関係者も「かえり道のアートスペース」に参加予定です。

震災後改めて実感した、人と人とのつながりや、エンターテインメントの可能性が共有できます。

「かえり道のアートスペース」は、文化庁メディア芸術祭の協賛企画として開催され、学際共同研究プロジェクト「メディア・エクスプリモ」が企画・運営する来場者参加型イベントです。

■ 「かえり道のアートスペース」実施概要

・日時: 2011 年9 月15 日(木)~18 日(日) 10:00~17:00
・会場: 展示ホール1 「ゲームで日本を元気に」企画ブース内
(日本ゲーム大賞フューチャー部門投票ブース隣接)
※ 参加は無料です。

また、東日本大震災で被災された方々への義援金募集活動として、「東京ゲームショウ2011」会場ホール内の全13 カ所に募金箱を設置するほか、チャリティーオークション終了後、クリエイターから来場者に向けて、募金を呼びかける活動を行う予定です。

集められた義援金は、全額被災地へ寄付します。

「SENSE OF WONDER NIGHT 2011」 参加10作品が決定!!
ゲーム大国の開発者がオリジナリティあふれる作品を発表。

コンピュータエンターテインメント協会と日経BP 社、および国際ゲーム開発者協会日本(IGDA 日本)の協力で開催するゲームアイデア発掘イベント「SENSE OF WONDER NIGHT 2011」(センス・オブ・ワンダー ナイト 2011(SOWN 2011))では、2011年5月から作品の募集を行い、昨年を上回る全74件の応募作品の中から最終参加10 作品を決定しました。

日本から4作品、米国と英国から各2作品、ドイツとカナダからそれぞれ1作品の計10作品です。

いずれもゲーム大国を代表するにふさわしいオリジナリティあふれる作品です。

これらの作品は、東京ゲームショウ開催2日目の9月16日(金)17時30分から、幕張メッセの国際会議場2階201の「SOWN 2011会場」において、各開発者によるプレゼンテーションによって詳しく紹介する予定です。

SOWN 2011は、ゲーム開発者にスポットライトを当て、“見た瞬間、コンセプトを聞いた瞬間に、誰もが「ハッと」、自分の世界が何か変わるような感覚”=「センス・オブ・ワンダー」を引き起こすようなゲームのアイデアを発掘し、東京ゲームショウにてプレゼンテーションの機会を提供するものです。

ビジネスデイに参加されている方(ビジネスデイ来場者バッジを着用の方)なら、どなたでもプレゼンテーション会場に入ることができます。

新たな可能性を模索するゲーム開発者と、プレゼンテーションを見た業界関係者から新たなムーブメントを起こすことがSOWNの狙いです。

◎作品名氏名/チーム名(敬称略) 居住地/国

・Eufloria PSN Rudolf Kremers(Omni Systems Limited) イギリス
・僕は森世界の神になる五条(神奈川電子技術研究所) 日本
・Inside a Star-filled Sky Jason Rohrer アメリカ
・暗暗迷路(くらくらめいろ) 栗原芳己(雑魚雑魚) 日本
・リードミーズ折原 永代(コナミデジタルエンタテインメント) 日本
・Q.U.B.E. Daniel Da Rocha(Toxic Games) イギリス
・reflow Frederik Maucksch and Matthias Wolff(xymatic) ドイツ
・Solstice Jordan Hemenway(Solstice) アメリカ
・Spruzel Sprouts Colin Northway カナダ
・Taplib (仮称) 柳原隆幸(セガ) 日本

プレゼンテーション作品など最新情報は、SOWN公式サイトをご覧ください。

「東京ゲームショウ2011」 開催概要

名称: 東京ゲームショウ2011(TOKYO GAME SHOW 2011)
主催: 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
共催: 日経BP社
後援: 経済産業省
会期: 2011年9月15日(木) ビジネスデイ 10:00~17:00
9月16日(金) ビジネスデイ 10:00~17:00
9月17日(土) 一般公開日 10:00~17:00
9月18日(日) 一般公開日 10:00~17:00
会場: 幕張メッセ (千葉県千葉市美浜区) 展示ホール1~8/国際会議場
来場数: 19万人(予定)
出展社数: 146社(6月22日現在)
出展小間数: 1,213小間(6月22日現在)
入場料: 一般 前売1,000円/当日1,200円
小学生以下 入場無料

「東京ゲームショウ」公式ホームページ



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