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Posted on 2012-01-05

【年頭所感】　「展示会産業育成の国策化」と「大規模展示会場の整備」実現へ　～日本展示会協会 石積忠夫 会長～

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【年頭所感】　
日本展示会協会 石積忠夫 会長

　新年あけましておめでとうございます。

　我が国の展示会産業は昨年、東日本大震災によって多くの展示会が中止になるなど、未曾有の危機を経験しました。これに対して日展協は直ちにアクションを起こし、被災地への募金活動を始め、会員の被害状況の調査と関連省庁への支援要請を行いました。
　
　また、「展示会が日本経済を復興させる」というスローガンのもと、展示会を予定通り開催することで、被災地の復興や日本経済の再生に貢献しようという強いメッセージを国内外に発信しました。その結果、各会員の努力と相互の励ましもあり、４月以降、開催される展示会の数が徐々に増え始め、今日ではほとんどの展示会が予定通り開催されるようになっています。

　このように、かつて無い難局をどうにか乗り越えることができたのは、日展協という枠組みがあったからだと強く感じております。会員数がこの１年間で約４０社増加したことも、団結して問題に対処することの重要性に多くの企業が気づき、その結果、日展協への期待が高まったからではないかと考えています。

　展示会は各産業界を活性化する他、巨大な経済効果を開催都市や国にもたらすため、世界各国が重要政策として推進しています。我が国でも展示会のこうした重要性を政・官・財に強く認識していただき、「展示会産業育成の国策化」と「大規模展示会場の整備」を実現するため、今後とも会員の皆様と力を合わせ、全力で努める所存でございますので、一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげます。

　本年も何卒よろしくお願い申しあげます。

日本展示会協会 公式サイト

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