マーケティング
Posted on 2012-01-11
日本展示会協会 平成24年新年懇談会 盛大に開催
展示会産業に関わる企業・団体で構成される日本展示会協会の新年懇談会が、2012年1月6日、東京のガーデンシティ品川で開催されました。
参加者数は2010年370名、2011年478名と年々増加しており、今年は551名と過去最高を記録しました。
会長の石積忠夫氏(リード エグジビション ジャパン代表取締役)は、開会におけるあいさつで、以下のように力強く述べました。
「昨年、大震災の1か月後、当社は「ファインテックジャパン」を、出展キャンセルが相次ぐ中、思い切って開催しました。そうしたところ、東北からの出展企業や展示会産業の支援企業などからたくさんのお礼の言葉をいただきました。
この成功は全世界の展示会関係者の話題になり、サンフランシスコや韓国でこのことについて講演しました。2月には中国で開催される展示会産業の国際会議でも基調公演を行ないます。
ファインテックの成功によって、展示会先進国の欧米諸国でさえも、展示会の重要性を再認識したのではないでしょうか。
私は常々、50年前のブロードウェイ・ミュージカル「ショーほど素敵な商売はない」をもじって「展示会ほど素敵な商売はない」と言っております。
展示会ほどエキサイティングであり、人の幸せに貢献できるビジネスは、世界のどこにもありません。今年も皆さんと協力・競争しながら、展示会産業をもっと拡大させていきたいと考えています」
続いて、経財産業省と観光庁の幹部が祝辞を述べました。
経産省商務情報政策局審議官の今林顕一氏は「人、もの、情報をリアルに結びつけ、過去、現在、未来を一直線に並べてみせる展示会は、非常に大きな経済波及効果があります。他の産業を創出する支援産業と位置づけ、支援を推進していきたい」とあいさつ。
観光庁の溝畑宏長官は「MICE(Meeting,Incentive tour,Convention,Exhibition)をきっちりやることが、世界に対し日本の安心・安全を伝えることになります。今年は攻めの年。最初からフルスイングでホームランを狙います」と抱負を述べました。
東京流通センターの森本社長による乾杯の音頭で歓談となり、夢メッセみやぎ・伊東理事長の中締めで、今年の新年懇談会が盛大なうちにお開きとなりました。
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