アート

Posted on 2012-06-13
メディア・アートを楽しもう!ICC 「オープン・スペース 2012」


岩井俊雄 《マシュマロスコープ》 2002年 撮影:木奥恵三

グレゴリー・バーサミアン 《ジャグラー》  1997年 撮影 : 大高隆


 Writer:宮川由紀子

2012年5月26日からNTTインターコミュニケーション・センター(ICC)で「オープン・スペース 2012」が開催されています。

「オープン・スペース 2012」展は、メディア・アート作品をはじめ、現代のメディア環境における多様な表現をとりあげ、幅広い観客層に向けて紹介する展覧会です。

メディア・アートにおける代表的な作品、先端技術を取り入れた作品、批評的な観点を持つ作品、さらに研究機関で進行中のプロジェクトなどを、作品の理解を助ける解説とともに展示することにより、いわばメディア・アートへの入門編として、親しみやすく楽しめる展示内容となっています。

会期中には、アーティストや有識者を招いたトーク、レクチャー、シンポジウム、ワークショップや、学芸スタッフによる作品解説ツアー(ギャラリーツアー)など、さまざまなプログラムが用意されています。

出品作家および作品は次のとおりです。(順不同)

岩井俊雄
《マシュマロスコープ》2002年

ジョン・ウッド&ポール・ハリソン
《扇風機/紙/扇風機》2007年
《もう1km》2009年
《10×10》2011年
《月面で退屈している宇宙飛行士》2011年
《非現実的な登山家》2012年

逢坂卓郎
《生成と消滅 2012》2012年

シルパ・グプタ
《無題(シャドウ)》2006―07年

鈴木康広
《自針と分針》2009年

ダブルネガティヴス アーキテクチャー
「コーポラ 凝固・凝結」

成瀬つばさ
「リズムシさんのへや」

グレゴリー・バーサミアン
《ジャグラー》1997年

藤木淳
《ゲームキョウカイ》2011―12年

三原聡一郎+斉田一樹
《moids 2.2.1――創発する音響構造》2009/12年
[2012年10月23日(火)より展示予定]

ジュリアン・メール
《パーペンディキュラー・シネマ》2011年
《フリップ・ドット・ミラー(スモール・ヴァージョン)》2011年
《スライド・アウト》2012年

多摩美術大学×東京大学
ARTSAT:衛星芸術プロジェクト

ギャラリーツアーは会期中の毎月第3日曜日(定員20名)に実施予定です。

開催概要

会期:2012年5月26日(土)―2013年3月3日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーBほか
開館時間:午前11時ー午後6時
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日)、年末年始(12/28ー1/4)、保守点検日(8/5,2/10)
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

※諸事情により開館時間の変更および休館の可能性があります。プログラムスケジュール等の最新情報はホームページなどでご確認ください。

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]


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