アート

Posted on 2012-10-08
「あいちトリエンナーレ2013」 キーワードは「場所」「記憶」「復活」


奈良美智《untitled》2010>


Writer:宮川由紀子

2013年8月10日から10月27日まで、愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、名古屋市や岡崎市のまちなかを主会場に、「あいちトリエンナーレ2013」が開催されます。

東日本大震災や原発事故の発生など、日本は大きな試練を迎え、転換を迫られています。こうした状況のなか「あいちトリエンナーレ2013」は世界に文化芸術を発信する国際展として、多くの来場者が訪れ成功を収めた2010年の「先端的なアートの動向を紹介する」という長所を継承しつつ、新機軸や時代性を織り込んでいきます。

テーマは「揺れる大地-われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活」。

美術や建築だけでなく、パフォーミングアーツの分野においても視覚芸術との実験的な統合を試み、「そのとき」「そこでしか」体験できない空間を生み出します。

固有の「場所」に結びつく「記憶」と「復活」を通じて、アートの力を社会に問いかけ、われわれが生きる街の輝きを増していくことをめざします。

参加アーティストはオノ・ヨーコ、奈良美智、名和晃平、ヤノべケンジ、リチャード・ウィルソン、ままごと、カルロ・モンタナーロなどが予定されています。

名和晃平
《PixCell-Double Deer#4》2010
photo by Nobutada Omote (SANDWICH)

あいちトリエンナーレ2013
芸術監督 五十嵐太郎(東北大学大学院工学研究科教授/都市・建築学)
会期 2013年8月10日(土)から10月27日まで(79日間)
主な会場 愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、名古屋市内のまちなか(長者町会場、納屋橋会場など)、岡崎市内のまちなか(康生地区など)
主催 あいちトリエンナーレ実行委員会

主な展開
◆国内外から75組程度のアーティストが出品し、最先端の現代美術を紹介。作家や作品の選定において「建築」の視点を取り入れる。都市空間の魅力を増すスペクタクルな展開なども検討
◆国内外から15から20団体程度が参加し、ジャンルの垣根を越え、ダンス、演劇、美術、建築などを架橋する、最先端のパフォーミングアーツを上演。
◆イタリアと日本の伝統と文化が交錯して生まれたオペラ『蝶々夫人』を、斬新な舞台空間の演出により上演。
◆新進作家などを対象にした公募による企画展示を実施。
◆子どもを対象にしたキッズトリエンナーレや、一般を対象にした作家や作品の理解を深めるプログラム(講座など)を実施。
◆建築マップの作成やオープンアーキテクチャー(建物公開)を実施。
◆企画公募により選考した地元文化芸術団体などと共催で舞台公演を実施。
◆長者町会場にある「アートラボあいち」で、地元が医術大学との連携による作品展示などを実施。


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