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Posted on 2013-06-03
言葉のプロが選ぶ広告コピー 「TCC広告賞展2013」 アド・ミュージアム東京
Editor:蓬田(よも)修一
東京・新橋のアド・ミュージアム東京において、2013年6月5日(水)から7月15日(月)まで「TCC広告賞展2013」が開催されます。
東京コピーライターズクラブ(TCC)が主催するTCC賞は50年にわたる長い歴史をもちます。広告のコピーに注目し、コピーライターがコピーで選ぶ、他に類を見ない広告賞です。
2013年度TCC賞審査委員長の佐々木宏氏(シンガタ)は「TCC賞は『コピーライター、もしくはコピーの賞である』ということを再認識し、キャッチフレーズやナレーションの中で輝いている言葉を見つけ出そうという方針で審査した」とコメントしています。
会場には、言葉のプロフェッショナルたちが選ぶ、今年を代表する広告コピー受賞作品が一堂に集まります。
また、ミュージアム内に併設されている広告図書館では、関連図書の展示が行われます。TCC受賞作品集も第1回(1963年)からすべて閲覧が可能です。
コピーライター本人が「特別展示」
「TCC広告賞展」では恒例となった「コピーライター行動展示」が、今年も行われます。
これは、会場内に特設されたブースで仕事を行うコピーライターの様子を、来場者は間近に見ることができるというものです。
ブースで仕事を行うのは、今回受賞したコピーライター本人をはじめTCC会員です。コピーライターによっては、広告業界を目指す学生の質問に答えたることもあり、大変好評な企画です。
※コピーライターは会期中、不定期に登場する予定です。その日のコピーライターによって、登場時間は変わります。
TCC(TOKYO COPIYWITERS CLUB)とTCC賞について
東京コピーライターズクラブ(TCC)は、1958年に結成された「コピー十日会」を前身として1962年に発足しました。翌1963年からは毎年秋に「コピー年鑑」を発刊しています。
現在、会員は約900名。毎年4月に審査されるTCC新人賞を受賞することで、入会資格が得られます。
TCC賞は、TCC会員の互選による審査委員、審査委員会が現役の最前線にいるコピーライター、CMプランナーの視点で優秀な作品を選出する賞です。
本年度は、一般部門には6,134点の応募があり、グランプリ1作品、TCC賞9作品を選出。新人部門では422人の応募があり、最高新人賞1名、新人賞9名を選出しました。
【TCC広告賞展2013】
会期 2013年6月5日(水)から7月15日(月)まで
会場 アド・ミュージアム東京
入場料 無料
主催 (公財)吉田秀雄記念事業財団、東京コピーライターズクラブ
アド・ミュージアム東京
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