アート

Posted on 2013-07-24
アーティスティック・ディレクター森村泰昌氏による現代アートの祭典「ヨコハマトリエンナーレ2014」 来夏開催


 ©Morimura Yasumasa + ROJIAN

アーティスティック・ディレクターに就任したアーティストの森村泰昌氏 
©Morimura Yasumasa + ROJIAN


Editor:蓬田(よも)修一

横浜を舞台に、注目の現代アート作品が一堂に集まる、ヨコハマトリエンナーレ2014「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」が、2014 年8 月1 日(金)から11 月3 日(月・祝)までの会期で開催されます。

アーティスティック・ディレクターには、アーティストの森村泰昌(もりむら やすまさ)氏が就任しました。

森村氏は1951年、大阪市生まれ。1985年、ゴッホの自画像に扮したセルフポートレイト写真を発表。以降、一貫して「自画像的作品」をテーマに、美術史上の名画や往年の映画女優、20世紀の偉人たちなどに扮した写真や映像作品を制作しています。2011年秋には、紫綬褒章を受章しました。

森村氏は、ヨコハマトリエンナーレ2014 が目指すところを次のように言っています。

“芸術的冒険の可能性を信じるすべての人々、そして、大胆な世界認識を持ちたいと望むすべての人々と共に、「芸術」という名の舟に乗り込み、「忘却」という名の大海へと冒険の旅に出ることである”

今回のヨコハマトリエンナーレのキーワードのひとつが「忘却」です。その「忘却」について、森村氏はさらに次のように言います。

“世界(宇宙)は、そのほとんどが「忘却」のブラックホール(あるいは、広大で奥深い海)によって満たされている。それに比べれば、記憶世界など「忘却の海」に浮かぶちっぽけな島にすぎない”

森村氏は、世界認識のための軸足を「記憶」ではなく「忘却」にしてみようと提案します。そうすることで、社会や暮らし、人生の諸相が今までとはガラリと違って見えてきて、その手応えや驚きや切実感が表現になるのだと言います。

そうした芸術的態度を多くの人々とわかちあうことが、「忘却」という言葉に秘められています。

ヨコハマトリエンナーレ2014の会場でどんな作品と出会え、どんな体験ができるのか、今からとても楽しみです。

ヨコハマトリエンナーレ2014「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」 
会期 2014年8月1日(金)から11月3日(月・祝)まで
開場日数 89日間 ※休場日 第1・3木曜日(計6日間)
アーティスティック・ディレクター 森村泰昌(もりむら やすまさ)
主会場 横浜美術館、新港ピア(新港ふ頭展示施設)
主催 横浜市、(公財)横浜市芸術文化振興財団、NHK、朝日新聞社、横浜トリエンナーレ組織委員会

横浜トリエンナーレ


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