マーケティング / 出版

Posted on 2010-11-08
『国際 電子出版 EXPO』(eBooks) 2011年7月7日(木)~9日(土)東京ビッグサイトで開催へ


Twitterでこの記事をつぶやく


2010年7月の東京国際ブックフェア2010で同時開催された『デジタル パブリッシング フェア』。
電子書籍に関するあらゆるソリューションや端末が一堂に集まる同展には81社が出展、業界関係者やマスコミが多数訪れ、会場は大変な賑わいを見せました。

「ブースで商談した企業から合計5,000万円の受注」(IT関連)、「用意した資料が初日になくなり、慌てて増刷したほどの人の入りだった。」(大手印刷会社)
など、ほとんどの出展企業は同展示を、商談・アピールの場として高く評価し、その多くが次回2011年のブース規模を拡大して出展することを計画しているそうです。
新規での出展申し込みも相次いでおり、社数、規模とも一気に倍増、150社が出展する見通しとなっています。

こうした状況に対応し、デジタルパブリッシングをさらに具体的なビジネスの場として確立させるため、その名称を来年から『国際 電子出版 EXPO』(略称:eBooks イーブックス)に変更、新たなスタートをきることがこの度決定されました。
“eBooks”は、3年後の2013年には400社が集まる巨大展示会へ発展していく見通しです。

●キーワードは 「国際化」、世界の中心基地へ

新たなスタートのキーワードはその名が表す通り「国際化」にあります。日本国内の電子出版市場規模は、2009年時点で米国を凌ぐ574億円、2014年には1300億円に達すると予想されています。(いずれもインプレス社)
このため世界的に我が国の電子出版技術・サービスへの関心が急速に高まってきました。

2010年7月のデジタル パブリッシング フェアでは、世界中の出版社が日本企業のブースへ来訪、「非常に多くの企業が出展し、最新技術が見られるため、電子出版分野では世界で最重要の展示会ととらえている」(中国の出版業界関係者)といった声が多数寄せられたといいます。

事務局では、これまで同様「東京国際ブックフェア」について、海外へ積極的にプロモーションを行うのと同時に、新たに“eBooks”を海外へアピールすることに注力し、世界で最も大きく、そして影響力のある電子書籍見本市としての地位を確立したいと考えです。

これまで、どちらかと言えば国内中心にビジネスを展開していた電子出版関連企業にとって、世界に飛び出す絶好の場ができることになります。


Related Posts

 

コメント1件

 Tweets that mention 『国際 電子出版 EXPO』(eBooks) 2011年7月7日(木)~9日(土)東京ビッグサイトで開催へ | Media & Communication -- Topsy.com | 2010.11.09 11:07

[…] This post was mentioned on Twitter by 七枷 ぐるる and よも(蓬田)修一, みやかわ ゆきこ. みやかわ ゆきこ said: 電子書籍が熱かった「デジタルパブリッシングフェア」。来年は『国際 電子出版 EXPO』(eBooks)として規模拡大するそうでーす http://bit.ly/9M9hNG […]

Comment





Comment



CAPTCHA