アート

Posted on 2013-08-02
「福田美蘭展」 都美館リニューアル後初の現代作家の企画展


《アカンサス》 Acanshus 2013年 作家蔵

《アカンサス》 Acanshus 2013年 作家蔵
写真撮影:上野則宏/photo by Norihiro Ueno

Writer:宮川由紀子

2013年9月29日(日)まで、東京都美術館で「福田美蘭展」が開催されています。

これは東京都美術館が昨年春リニューアルオープンして以来、初の現代作家の個展です。

会場には国内外で活躍の幅を広げた1990年代以降の代表作からこの展覧会のために制作した新作20点まで、約70点が一堂に展示されています。

展示構成は次のとおりです。
第1章 日本への眼差し
第2章 現実への眼差し
第3章 西洋への眼差し
第4章 今日を生きる眼差し

作家は9.11同時多発テロなど現代のさまざまな出来事を題材に、社会に静かな眼差しを向ける作品を数多く制作しています。

本展覧会では狩野芳崖《悲母観音》をモチーフとし、上空から見た東日本大震災の被災地の光景を背に子を胸に抱き寄せる母子像として描き出した《秋-悲母観音》など、平成23年3月以降、作家が震災と向き合って制作した春・夏・秋・冬、4点の連作も展示されています。

一方、東京都美術館を設計した建築家・前川國男へのオマージュ作品、平成23年に誕生した東京都美術館ロゴをモチーフにした作品、母校の東京藝術大学や上野公園にまつわる作品など、作家のルーツとしての「上野/東京都美術館」も本展覧会のひとつのキーワードです。

「時代を映す鏡でありたい」と語る作家の“今”を知ることができる展覧会です。

福田美蘭展
会期 2013年7月23日(火)から9月29日(日)まで
会場 東京都美術館 ギャラリーA・B・C
休室日 月曜日、9月17日(火)、9月24日(火)(9月16日(月)、9月23日(月)は開室)
開室時間 午前9時30分から午後5時30分まで(入室は午後5時まで) ただし、金曜日は午前9時30分から午後9時まで(入室は午後8時30分まで)
主催 東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
観覧料 一般800円、団体(20名以上)600円、65歳以上500円、学生400円
※高校生以下は無料。
問い合わせ 電話:03-3823-6921
福田美蘭展


以下は7月22日に行われた内覧会のもようです。

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