マーケティング / クリエイティブ

Posted on 2017-12-08
アド・ミュージアム東京 リニューアルオープン


常設展示エリア。天井からつり下がっているのは視聴ブース「4つのきもち」(写真には写っていないが4つある)。その手前のフロアには、約2000点の広告作品が見られる「コレクションテーブル」が置かれている。


コレクションテーブルなど新しい展示手法がお目見え
2017年(平成29年)12月1日、東京・汐留のアド・ミュージアム東京がリニューアルオープンしました。

同ミュージアムは日本初の広告博物館として2002年12月に開館し、来場者は200万人を超えました。

江戸時代から現代まで、広告に関する資料を約30万点所蔵する、世界にも例を見ない広告・マーケティング専門のミュージアムです。

新しくなったアド・ミュージアム東京を紹介しましょう。

常設展示エリア
以前は、エントランスが地下1階にあり、階段構造になっている展示室を下がりながら地下2階の展示室へと行き、地下2階から館外へ出るというのが、基本的な導線でした。

リニューアル後は、地下2階の以前の出口となっていたあたりがエントランスとなりました。

エントランスを入ると、常設展示エリアとなります。

「ニッポン広告史」というタイトルのもと、壁面やフロアに、アド・ミュージアム東京がコレクションする広告関連資料が展示されています。

天井から吊されている、ある愛らしくも不思議な形状をしたものは、視聴ブース「4つのきもち」です。

ブースの中に入って、広告作品を見ます。

強く共感させられる広告、深く考えさせられる広告など、時代を超えて人の心を動かしてきた広告を厳選して紹介しています。

フロアには、大型タッチ式モニターのテーブル「コレクションテーブル」が置かれています。

1950年代から現在までのテレビCMやポスターなど約2000点の広告資料が見られます。

企画展示エリア
地下2階には、常設展示エリアに隣接して、企画展示エリアがあります。

現在は「「思いつく」を考える展」が開催中です。

話題のヒット作、便利な日用品など、優れたアイデアを「思いつく」の裏側にある思考回路を紐解いて紹介しています。

ライブラリー
地下1階にあるライブラリーでは、広告とマーケティング関連書籍の閲覧、広告作品のデジタルアーカイブを検索・閲覧することができます。

開放的で落ち着いた空間デザインです。

常設展示エリアの風景。壁面に広告作品が展示されている。とても見やすい。

常設展示フロアに置かれている、大型タッチ式モニターのテーブル「コレクションテーブル」

常設展示エリアを別の角度から見る。右半分がリニューアル前、階段状の展示室だった空間だ。




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