アート

Posted on 2019-07-19
【レビュー】「横浜美術館開館30周年記念 生誕150年・没後80年記念 原三溪の美術 伝説の大コレクション」


 


三溪の旧蔵品を一堂に紹介
横浜・みなとみらいの横浜美術館で「横浜美術館開館30周年記念 生誕150年・没後80年記念
原三溪の美術 伝説の大コレクション」が開催中です(9月1日(日)まで)。 

原三溪(本名:富太郎、1868年(慶応4年)~1939年(昭和14年)は、横浜において生糸貿易や製糸業などで財をなした実業家です。明治初年に生まれ、昭和戦前期にいたる近代日本の黎明・発展期に経済界を牽引しました。

一方で三溪は、独自の歴史観にもとづき古美術品を精力的に収集したコレクターであり、自由闊達な茶の境地を拓いた数寄者、古建築を移築して三溪園を作庭・無料公開して自らも書画・漢詩をよくしたアーティスト、そして、同時代の有望な美術家を積極的に支援し育んだパトロンでもありました。

三溪が生涯に購入した美術品は優に5000点を超えますが、彼のコレクションは没後に分散。現在は国内各地の美術館や博物館を代表する所蔵品となり、また個人などに受け継がれています。

今回の展覧会ではそうしたコレクションの中から、国宝の《孔雀明王像》(展示期間:7月13日(土)~8月7日(水))や、同じく国宝の《寝覚物語絵巻》(展示期間:8月9日(金)~9月1日(日))などの名品をはじめ、三溪旧蔵の美術品や茶道具、ならびに関連資料が一堂に展示されてています。

展示会場は、三溪の四つの側面、すなわち「コレクター」「茶人」「アーティスト」「パトロン」としての業績に焦点を当てながら構成。三溪自身も一堂に観ることが適わなかったであろう作品を一堂に展観できる貴重な機会です。

横浜美術館開館30周年記念
生誕150年・没後80年記念
原三溪の美術 伝説の大コレクション
会期
 2019年(令和元年)7月13日(土)から9月1日(日)まで
会場 横浜美術館
観覧料 一般1600円(1500円)、大学・高校生1200円(1100円)、中学生600円 (500円)、小学生以下無料
※カッコ内は当日20人以上の団体料金

 

 

 

 

 




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