音楽

Posted on 2019-10-17
【展覧会レビュー】細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969-2019」



  


細野ワールドを「観光」するように巡る
六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリーで、2019年(令和元年)10月4日(金)から11月4日(月・休)まで、細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969-2019」が開催中です。

この展覧会は、「細野晴臣デビュー50周年企画〈細野さんに会いに行く〉」プロジェクトの一環として開催されるものです。

ロック、テクノ、ワールドミュージックなど、細野氏の多岐にわたる音楽家としての一面だけでなく、映画やアート、落語、漫画など、多様な関心事を、細野氏自身のコレクションの展示を通して、まるで「観光」するように巡ることができるものです。

会場はデビュー50年の軌跡が、年代ごとに括った次の5つの区分で構成されています。

1969~1973|憧憬の音楽
1969年デビューのバンド、エイプリル・フールから、ロックのサウンドと日本語の歌詞を融合させ、日本語ロックを確立させ、今なおファンが多いはっぴいえんどのアルバム・デビュー~ラスト・ライブまで。

1974~1978|楽園の音楽
1stソロ・アルバム『HOSONO HOUSE』リリースから、トロピカル三部作と称される3枚のソロ・アルバム発表まで。また、同時期のキャラメル・ママ~ティン・パン・アレーでの活動を紹介。

1979~1983|東京の音楽
シンセサイザーを大胆に用い、日本だけではなく世界を圧巻したイエロー・マジック・オーケストラの結成から散開まで。またこの頃から開始したプロデューサー、作曲家としての活動を紹介。

1984~2004|彼岸の音楽
ワールド・ミュージック、ミニマルなアンビエント・ミュージック、スウィング・スローといった氏の音楽の変遷や、高橋幸宏と結成したスケッチ・ショウで辿り着いたエレクトロニカ時代。

2005~現在|記憶の音楽
2005年のハイドパーク・ミュージック・フェスティバルを機に活発化した自らヴォーカルを取るライブ活動等から、記憶に埋もれた良い音楽を後世に残していきたいという気持ちが大きくなった2011年の震災以降の活動を紹介。

それぞれの時代で起きた物事に、細野氏がどのように接し、どのようなことを感じ、音楽や世界観を描いてきたのか、楽器コレクション、音楽ノート、映像、ブックコレクションなどの様々な展示品を通して、唯一無二の「細野ワールド」が体感できます。

◆細野晴臣(ほその・はるおみ) プロフィール
1947年東京生まれ。音楽家。1969年「エイプリル・フール」でデビュー。1970年「はっぴいえんど」結成。73年ソロ活動を開始、同時に「ティン・パン・アレー」としても活動。78年「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」を結成、歌謡界での楽曲提供を手掛けプロデューサー、レーベル主宰者としても活動。YMO散開後は、ワールド・ミュージック、アンビエント・ミュージックを探求、作曲・プロデュースなど多岐にわたり活動。

細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969-2019」
会期
 2019年(令和元年)10月4日(金)から11月4日(月・休)まで
会場 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリー
入場料 一般1800円、高校生・大学生1200円、4歳~中学生600円、シニア(65歳以上)1500円

写真は、10月3日に行われた内覧会での会場のもようです。

  

  

  

  




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