アート

Posted on 2020-07-19
20代、30代若手アーティスト活躍「横浜トリエンナーレ2020」開幕



イヴァナ・フランケ《予期せぬ共鳴》 


分からない状態を楽しむ!
横浜で3年に1度行われる現代アートの国際展、横浜トリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」が2020年(令和2年)7月17日、開幕しました。

30以上の国や地域から60人(組)以上のアーティストが参加。20代、30代の若いアーティストが半数を占めました。

新型コロナウィルス流行の影響で、海外からアーティストを招聘できないため、オンラインミーティングを重ねながら開幕を迎えました。

今回のアーティスティック・ディレクターは、インド出身のアーティスト3人組「ラクス・メディア・コレクティブ」(以下ラクス)。

多くの展覧会は、ディレクターがテーマを決定し、それに沿って作品が選ばれます。

一方ラクスは、彼らがソース(sourse、源泉の意)と呼ぶ、考えの種となる5つの文章を示し、ディレクター、アーティスト、来場者、みんなでアイデアを育てようと呼びかけました。

ラクスが提示した考えの種から導き出されたキーワードは、次の5つです。

独学:人に教えられるのではなく、自ら学ぶこと

発光:学んで光を外に放つこと

友情:光の中で友情を育むこと

ケア:互いを慈しむこと

:世界に否応なく存在する毒と共生すること

ラクスの展示手法も独特です。

会場内の壁に設置されている作品解説パネルの文章は、作家・作品に関する説明とともに、詩のように謎めいた文章で、作品の見方を簡単に伝えるものではありません。

「分からない状態を楽しんでほしい」というラクスの願いから、このような作品を詩的に解釈した解説を載せました。

今回の横浜トリエンナーレは、新型コロナウィルス感染拡大というこれまでにない試練の中で開催されることになりました。

参加アーティストや主催者にとって大きな挑戦となっただけではなく、私たち来場者にとっても、コロナ感染が続く中で、現代アートとの新しいふれあいを体験する場になるのかもしれません。

会場は、横浜美術館とプロット48がメインで、日本郵船歴史博物館においても作品の展示があります。

チケットは、日時指定の予約制。オンラインでのチケット販売となっています。
 
 
横浜トリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」
会期
:2020年(令和2年)7月17日(金)から10月11日(日)まで 開場日数78日
休場日 毎週木曜日(7/23、8/13、10/8を除く)
会場 横浜美術館、プロット48、日本郵船歴史博物館※
公式サイト https://www.yokohamatriennale.jp/2020/
チケット 一般2000円、大学生・専門学校生1200円、高校生800円、中学生以下無料
横浜美術館への入場は、日時指定が必要です。
プロット48は、横浜美術館と同日に限り、好きな時間に入場できます(ただし入場は閉場の30分前まで)。
詳細は公式サイト(https://www.yokohamatriennale.jp/2020/)でご確認ください。 
※日本郵船歴史博物館は開館日・時間が横浜美術館、プロット48とは異なります。同博物館WEBサイト(https://museum.nyk.com/))をご覧ください。
 
以下および記事冒頭の写真は、7月16日に行われたプレス内覧会のもようです。
 

ニック・ケイヴ《回転する森》 


 

横浜美術館3階 展示室のひとつ 


 

エヴァ・ファブレガス《からみあい》 


 

ロバート・アンドリュー《つながりの啓示》 


 

キム・ユンチョル《クロマ》 


 

ツェリン・シェルパ《54の知恵と慈悲》 

 
 
 
  




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