音楽 / 映画

Posted on 2021-06-17
映画「ショック・ドゥ・フューチャー」 電子楽器に魅せられた若き女性ミュージシャンと音楽業界を描く 



(c) 2019 Nebo Productions – The Perfect Kiss Films – Sogni Vera Films 


エレクトロ・ミュージックの世界的な人気爆発前夜のパリが舞台
1970年代後半。時はエレクトロ・ミュージックの世界的なブレイク前夜。

シンセサイザーやリズムマシン、シーケンサーなどの電?楽器が普及し始め、日本でもYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が結成された頃。

未来的な音の響きに心躍らせる女性ミュージシャンのアナと友人たちを、エモーショナルに描きます。

主演は、映画監督のアレハンドロ・ホドロフスキー(『エル・トポ』)を祖父に持ち、モデルとしても活躍するアルマ・ホドロフスキー。

男性優位の音楽業界で奮闘するアナを熱演しています。

監督は、音楽ユニット「ヌーヴェル・ヴァーグ」の活動でも知られるマーク・コリン。

作品中で流れる、スロッビング・グリッスル、スーサイド、ディーヴォ、ザ・フューチャーakaヒューマン・リーグなど、70年代後半を象徴する楽曲の数々も聴き逃せません。

この映画は、「トリノ映画祭」作品賞ノミネート、および「SXSW映画祭」正式出品作品です。

2021年8月27日(金)より、新宿シネマカリテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開です。

STORY
1978年、パリ。若手ミュージシャンのアナは、部屋ごと貸してもらったシンセサイザーで、依頼されたCMの作曲にとりかかっていたものの、納得のいく曲が書けずにいた。

すでにプロデューサーと約束した締め切りは過ぎ、明日の朝クライアントに提出しなければならない担当者は、何度も急かしにやって来る。

なのに、シンセサイザーの機材が壊れ、修理を呼ぶ羽目に。

しかし、修理に来た技術者が持っていた日本製のリズムマシン(ROLAND CR-78)に魅せられたアナは、「これがあれば、ものすごい曲を作れる」と頼み込んで貸してもらう。

そこへCM曲の収録用に依頼されていた歌手のクララが現れ、話しているうちにアイデアが浮かんだ2人は即興で曲を作り始めた。

果たして、大物プロデューサーも参加するはずの今夜のパーティーまでに、アナは未来の音楽を完成させることができるのか?!
 
STAFF
監督:マーク・コリン(音楽ユニット“ヌーヴェル・ヴァーグ”)『ブレイク・ビーターズ』(音楽)
脚本: エリーナ・ガク・ゴンバ
製作:ガエル・ルフィエ、ニコラ・ジューディエ
撮影:ステファノ・フォルリーニ
編集:ヤン・マルコール『英雄は嘘がお好き』

CAST
アルマ・ホドロフスキー(アナ役)
1991年9月26日フランス・パリ生まれ。
モデルやフレンチ・ポップ・バンド“Burning Peacocks”のリードヴォーカルとしても活躍。『アデル、ブルーは熱い色』

フィリップ・ルボ(CM担当者役)
1964年11月30日モロッコ・カサブランカ生まれ。『スモーク・アンド・ミラーズ 1000の顔を持つスパイ』

クララ・ルチアーニ(歌手クララ役)
1992年7月10日フランス・プロヴァンス生まれのミュージシャン

ジェフリー・キャリー(レコードコレクター役)
『ホーリー・モーターズ』

<作品データ>
2019年/フランス/フランス語/78分/原題 Le choc du futur
  

(c) 2019 Nebo Productions – The Perfect Kiss Films – Sogni Vera Films 


 

(c) 2019 Nebo Productions – The Perfect Kiss Films – Sogni Vera Films 


 
      




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