建築

Posted on 2021-07-05
神楽坂に住む半ノラネコの生態をリサーチしたプロジェクトも発表 「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」



 


居酒屋も公共性?! 「公共性」の新たな解釈
2021年(令和三年)6月18日(金)から9月26日(日)まで、東京国立近代美術館で、「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」が開催中です。

世界各国に点在する隈作品の中から、公共性の高い68件の建築が、隈が考える5原則「孔」「粒子」「斜め」「やわらかい」「時間」の分類によって、建築模型、写真、モックアップ(部分の原寸模型)などにより紹介されています。(建築模型については一部撮影が可能です。撮影可能エリアは会場でご確認ください)

紹介されている建築は、新築庁舎のような大型公共建築だけでなく、リノベーションされた居酒屋も含まれているなど、ユニークな選定です。

会場に掲げられた章解説や作品解説は、すべて隈本人によるものです。

瀧本幹也や藤井光など第一線で活躍するアーティストによる映像作品により、隈建築がさまざまな観点から見られる作品もあります。

また、ネコの視点から都市生活を見直すリサーチプロジェクト《東京計画2020(ニャンニャン) ネコちゃん建築の5656(ゴロゴロ)原則》の展示があります。

日本を代表するデザイン・イノベーション・ファーム、Takramとの協働によるこのプロジェクトでは、隈が住む神楽坂で見つけた半ノラネコの生き方から導き出された原則が紹介されています。

隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則
会期 2021年(令和三年)6月18日(金)から9月26日(日)まで
会場 東京国立近代美術館1F 企画展ギャラリー
開場時間 午前10時から午後5時まで、金曜日・土曜日は午前10時から午後9時まで(※ただし当面の間は午後8時まで)、入館は閉館30分前まで
休館日 月曜日(7月26日、8月2日、9日、30日、9月20日は開館)、8月10日(火)、9月21 日(火)
観覧料 一般1300円(1100円)、大学生800円(500円)、高校生以下および18歳未満は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※混雑緩和のため、オンラインでの事前予約をお勧めしています。詳細は美術館ウェブサイトをご確認ください。 

以下は、6月17日に行われた記者内見会で撮影した会場です。
 

 


 

アオーレ長岡 2012 


 

V&Aダンディー 2018 


 

(手前)スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店 2011
(奥)サニーヒルズジャパン 2013 


 

梼原 木橋ミュージアム 2010 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

東京計画2020 ネコちゃん建築の5656原則 


   
 




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