アート / 建築

Posted on 2021-08-17
PAN- PROJECTS 《The Matter of Facts》コロナ禍で中止・延期イベントの印刷物でつくる大型インスタレーション



PAN- PROJECTS 《The Matter of Facts》 ミクストメディア 2021年 国立新美術館 展示風景
構造設計:富岡庸平、藤本貴之 照明デザイン:ライティング ルーツ ファクトリー株式会社 


「都市の記憶」を再提示
国立新美術館(東京・六本木)の1階中央インフォメーションに、ロンドンを拠点に活動する建築家ユニットPAN- PROJECTSによる《The Matter of Facts》が公開されています。

PAN- PROJECTSは、ロンドンを拠点にする建築設計事務所。2017年に八木祐理子と高田一正により設立され、ヨーロッパを中心に活動しています。

今回の作品《The Matter of Facts》は、東京都内の公共機関や商業施設で発行された広報物、とりわけコロナ禍で中止・延期となったイベントなどの印刷物を素材として用い、「都市の記憶」として再提示した大型インスタレーションです。

事実や事柄(=facts)の伝達手段であり、かつ痕跡でもある大量の印刷物の集積から成るこの作品は、コロナ禍の「都市の記憶」を留め、私たちが生きる「現在地」を新たに捉えようとする試みです。
 
  
PAN- PROJECTS 《The Matter of Facts》
展示期間 2021年(令和三年)8月11日(水)から12月20日(月)まで
会場 国立新美術館 1階中央インフォメーション
公開時間 当館開館時間に準ずる
休館日 毎週火曜日。ただし11月23日(火・祝)は開館
観覧料 無料
  
        
     




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