出版

Posted on 2011-03-26

被災地に児童書を届けよう！　JPublisher Japan Aid Project

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Writer:蓬田(よも)修一

JPublisher Japan Aid Project とは、東北関東大震災を機にTwitterやFacebookでつながった印刷、製本、編集者、 デザイナー、エンジニアなど出版、電子書籍に関わる人たちによって発足したプロジェクトです。

数カ月後の復興時期を見据え、文化的な側面からコンテンツを核とした復興支援を行っていく計画です。

同プロジェクトは、サイトの中で「早い段階の復興プロセスでは、紙のような物流に依存するパッケージを迅速に届けることが極めて難しい状態にあります。

そうした中、電子書籍のようなパッケージへの期待が集まっていますが、さまざまな周辺要素が影響し、全体としてはまだ機能していない状況にあるといえます」

と述べています。

そこで、現在検討している支援策としては、

1.出版者、古本を提供しているNPO法人などの協力のもと、紙の児童書を集めて送る。

2.電子書籍系サービスを展開している企業や端末メーカー、出版者の支援のもと、電子書籍（児童書）を入れた端末を送る。

3.コンテンツを作成、販売したコンテンツの売上をすべて（もしくは一部を）募金としてボランティア団体に寄付する。

4.緊急で配布することが期待される出版社のコンテンツを各アプリから参照できるようにし、リーチを広げる。

を考えています。

オンラインニュースサイト「ITmedia」で電子書籍を専門に扱うeBook USERと連動し、メディアの力を生かしながら、関係各所の迅速な調整を行っていく予定です。

現在、プロジェクトへの協力者も募集中です。

JPublisher Japan Aid Project

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