出版

Posted on 2011-03-28
NYタイムズ WEB版有料化 ソーシャルメディアで抜け穴!!


Writer:蓬田(よも)修一

米ニューヨーク・タイムズは3月28日から、これまで無料だった電子版の記事閲覧を有料にしました。

記事20本までは無料で閲覧できますが、21本目からは有料となります。

宅配購読者は、無料です。

電子版の購読料金は、4週間で15ドル(約1200円)です。
これは、ウェブサイトとスマートフォンを組み合わせた購読のタイプです。

有料化の理由は、広告収入が思うように伸びなかったことだと見られています。

ところで、今回の有料化には、興味深い「抜け穴」が指摘されています。

ツイッターやフェイスブックからは、無制限に記事が読めるというものです。

さらに、TechCrunch 日本版によれば、ニュースブログに貼られたリンクからたどれば、無制限に記事へアクセスできるといいます。

同サイトの記事において、NYタイムズの担当幹部は次のように述べています。

「デジタル版講読の条件はきわめて寛大であり、多くのコンテンツにいろいろな方法で無料アクセスが可能だ。われわれは検索エンジン、ブログ、ソーシャルメディアからのリンクを歓迎している」

NYタイムズ自身が、意図的にソーシャルやブログメディアからの実質無制限アクセスを可能にさせているのです。



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