ライフ / 科学

Posted on 2022-03-08
特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」



WABOT-1(ワボット-ワン)
提供:早稲田大学ヒューマノイド研究所 


多彩なロボットを過去最大規模で紹介
特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」が、日本科学未来館(東京・江東区)で開催されます。

「ロボット」という言葉を作家カレル・チャペックが1920年に生み出してから、100年以上がたちました。

さまざまに発展・拡大を続けるロボット技術は、私たち人間にとってなくてはならないものです。

工場などで活躍する産業用ロボットだけでなく、人間と同じように動く人型ロボットや、家族の一員のようにも感じられるパートナーロボット、写真や音声などのデータから生み出されるデジタルクローンまで、いまや「ロボット」の定義や概念、形も多岐にわたります。

それはひるがえって、ロボットと人間の関係性が多種多様で複雑になってきたということなのかもしれません。

私たち人間とはどのような存在で、どのような思いをロボットに抱き、今後どのような関係を築いていくのでしょうか。

本展では、過去最大規模となる多彩なロボットを紹介しつつ、「人間とはなにか?」を考えます。

人気ロボットから最新ロボットまで約90種・130点が大集結!
だれもが知る人気のロボットから本邦初公開の最新ロボットまで、さらに映像展示や体験型コンテンツなど約90種・130点が大集結!

大きなロボットを間近で見たり、かわいいロボットとふれあったり、インタラクティブな体験も楽しめます。

また、ロボットの研究・開発に影響を与えたアニメやゲームなどのSF作品も紹介します。

さまざまなロボットを通して、人間とはなにか?を考えます
ロボットを遠隔で操作したり体に装着したりするとき、どこまでが自分の体といえるでしょうか?

また、ロボットに心があるように感じられるのは、なぜなのでしょうか?

永遠の命を手に入れるためなら、ロボットになってもいいと思いますか?

ロボットとの関係性を通して、人間のからだ、こころ、いのちについて考えます。
 
 
インタラクティブな仕掛けで、人間とロボットの多様な未来を思い描きます
多様に発展するロボットと向き合って、未来にはどのような科学技術が生まれ、どういった関係を築いていくのかを考えます。

センシングを用いたプロジェクションなどインタラクティブな体験型展示を通して、ロボットと私たちの未来像を思い描きます。

会場構成
Zone1 ロボットって、なんだ?
「ロボット」はいつ、どのように誕生したのか。そして、過去から現在までどのように発展・拡大してきたのか。

ロボットの歴史とともに、インスピレーションの源となったり研究・開発を後押しした小説やアニメ、ゲームなどのSF作品も紹介します。

Zone2 きみって、なんだ? にんげんって、なんだ?
Zone2-1 からだって、なんだ?
いま、私たち人間の行動の可能性を広げるロボットや技術がたくさん生まれています。ロボットと人間の「からだ」は、切っても切り離せない関係にまで発展してきました。

どこまでがロボットで、どこまでが人間なのか。人間の「からだ」とは何なのか。

実際にロボットを動かしたり装着したりして、体感してみましょう。

Zone2-2 こころって、なんだ?
さまざまな感情にゆれ動く人間の「こころ」。そのこころに寄り添う多様なロボットが生まれています。

愛らしいロボットや手助けしたくなるロボット、不思議な存在感を放つアンドロイドなど、いろいろなロボットに対して芽生えるさまざまな思いと、自分自身の感情のゆれ動きをヒントに、人間の「こころ」とは何かを考えてみましょう。

Zone2-3 いのちって、なんだ?
人間の「いのち」のあり方に、さまざまな形でロボットが関わるようになってきました。

いずれ、からだをロボットに置き換えたり、こころをロボットで再現したりすることもできるようになるかもしれません。

そのとき、人間は永遠のいのちを手に入れるのでしょうか。私たち人間はどう生きていくのか、人間の「いのち」とは何なのかを立ち止まって考えてみましょう。

Zone3 きみとロボットの未来って、なんだ?
さまざまな分野で活躍する人たちが思い描くビジョンや、体験型のインスタレーション展示を通して、人間とロボットの未来を考えます。
 
    
特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」
会期 2022年(令和四年)3月18日(金)から8月31日(水)まで
会場 日本科学未来館 1階企画展示ゾーン
開館時間 午前10時~午後5時(入場は閉館の30分前まで)
※開館日・開館時間を変更する場合があります。
休館日 休館日 火曜日 ※ただし3月22日~4月5日、5月3日、7月26日~8月30日の火曜日は開館
料金 大人(19歳以上)2100円(1900円)、中人(小学生~18歳)1400円(1200円)、小人(3歳~小学生未満)900円(700円)
※( )内は8人以上の団体料金 
※常設展もご覧いただけます。 
※ドームシアターは別料金(要予約)。 
※2歳以下は無料、障害者手帳をお持ちの方および付き添いの方1人まで無料。 
※会場の混雑状況により入場整理券の配布、または入場を規制する場合があります。 
※チケットは3月上旬に販売開始予定です。 
※会期等は変更になる場合があります。 
※本展覧会の内容は予告なく変更になる場合があります。 
※チケット情報を含む最新情報は本展公式サイトをご確認ください。
●COVID-19対策のため、検温・消毒・マスク着用にご協力ください。
お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル/全日9:00~20:00)
公式サイト https://kimirobo.exhibit.jp/
 
 

Kaleido(カレイド) 提供:川崎重工業 


 

零式人機 ver1.0 ©株式会社人機一体 Man-Machine Synergy Effectors, Inc.
*会場展示されるロボットは零式人機 ver.1.2 


   

LOVOT(らぼっと) 提供: GROOVE X株式会社 


 

ERICA(エリカ) 提供:国際電気通信基礎技術研究所石黒浩特別研究所 

 
 
      
        




 

■■■■たくさんのご応募ありがとうございました。締め切りました。特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」招待券プレゼント■■■■


特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」の開催を記念して、M&Cの読者の中から5組10名様にチケットをプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2022年3月31日24時です。

※M&Cのプライバシー・ポリシーはこちらをご覧ください。

 

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