ライフ / 科学

Posted on 2022-04-01
REVIEW 特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」 日本科学未来館



ASIMO(アシモ) 本田技研工業 2000年(展示は2011年発表モデル)
人間の生活空間で活動することを目指して開発された二足歩行ロボット

多彩なロボットを過去最大規模で紹介
特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」が、日本科学未来館(東京・江東区)で開催中です。

「ロボット」という言葉を作家カレル・チャペックが1920年に生み出してから、100年以上がたちました。

さまざまに発展・拡大を続けるロボット技術は、私たち人間にとってなくてはならないものです。

工場などで活躍する産業用ロボットだけでなく、人間と同じように動く人型ロボットや、家族の一員のようにも感じられるパートナーロボット、写真や音声などのデータから生み出されるデジタルクローンまで、いまや「ロボット」の定義や概念、形も多岐にわたります。

それはひるがえって、ロボットと人間の関係性が多種多様で複雑になってきたということなのかもしれません。

私たち人間とはどのような存在で、どのような思いをロボットに抱き、今後どのような関係を築いていくのでしょうか。

本展では、過去最大規模となる多彩なロボットを紹介しつつ、「人間とはなにか?」を考えます。

会場構成
Zone1 ロボットって、なんだ?
「ロボット」はいつ、どのように誕生したのか。そして、過去から現在までどのように発展・拡大してきたのか。

ロボットの歴史とともに、インスピレーションの源となったり研究・開発を後押しした小説やアニメ、ゲームなどのSF作品も紹介します。

Zone2 きみって、なんだ? にんげんって、なんだ?
「からだ」「こころ」「いのち」をキーワードに、「からだとは何か?」「こころとは何か?」「いのちとは何か?」をロボットを通して考えます。
 
    
特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」
会期 2022年(令和四年)3月18日(金)から8月31日(水)まで
会場 日本科学未来館 1階企画展示ゾーン
開館時間 午前10時~午後5時(入場は閉館の30分前まで)
※開館日・開館時間を変更する場合があります。
休館日 休館日 火曜日 ※ただし3月22日~4月5日、5月3日、7月26日~8月30日の火曜日は開館
料金 大人(19歳以上)2100円(1900円)、中人(小学生~18歳)1400円(1200円)、小人(3歳~小学生未満)900円(700円)
※( )内は8人以上の団体料金 
※常設展もご覧いただけます。 
※ドームシアターは別料金(要予約)。 
※2歳以下は無料、障害者手帳をお持ちの方および付き添いの方1人まで無料。 
※会場の混雑状況により入場整理券の配布、または入場を規制する場合があります。 
※会期等は変更になる場合があります。 
※本展覧会の内容は予告なく変更になる場合があります。 
※チケット情報を含む最新情報は本展公式サイトをご確認ください。
●COVID-19対策のため、検温・消毒・マスク着用にご協力ください。
お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル/全日9:00~20:00)
公式サイト https://kimirobo.exhibit.jp/
 
  

Wathlete(ワスリート) 早稲田大学理工学術院高西淳夫研究所
より人間に近いスタイルで、より高速に走るロボットを目指して開発された


 

零式人機(れいしきじんき)ver1.2 人機一体
操作者の思い通りに直感的に高所重作業を行える汎用人型重機。力を緻密に操る能力を持つ


   

ジェミノイド HI-4(エッチアイ・フォー) 大阪大学大学院基礎工学研究科石黒研究所 国際電気通信基礎技術研究所石黒浩特別研究所
石黒大阪大学教授に酷似した見かけをもった遠隔操作型アンドロイド。人の存在は何かを明らかにすべく制作 

 
 
      
        




 

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