アート

Posted on 2022-11-21
ブルターニュ、山下清、ゴッホ、現代絵画 SOMPO美術館 2023年度開催美術展




 
ブルターニュの光と風 画家たちを魅了したフランス〈辺境の地〉
2023年(令和五年)3月25日(土)から6月11日(日)まで
 

アンリ・モレ 《ポン=タヴァンの風景》 1888-89年頃 油彩、カンヴァス 39.5×59.5cm カンペール美術館 Collection du musée des beaux-arts de Quimper, France


豊かな自然と独自の文化を持つことで知られるフランス北西部の地、ブルターニュ。

この地に魅了された画家たちによる作品を通じ、同地の歴史や風景、風俗を幅広く紹介する展覧会です。

ブルターニュに関する作品を多数所蔵するカンペール美術館の作品を中心に、45作家による約70点の油彩・版画・素描を通じて、フランス「辺境の地」ブルターニュの魅力を感じることができます。
 
 
生誕100年 山下清展 -百年目の大回想
2023年(令和五年)6月24日(土)から9月10日(日)まで
 

山下清《長岡の花火》 1950年(昭和25年)、貼絵、53×75cm
山下清作品管理事務所 ©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2022


2022年に生誕100年を迎えた山下清(1922 -1971)の回顧展です。

本展では、49歳で逝去するまで創作活動を続けた山下清の生涯を、子供時代の鉛筆画から、日本全国を放浪して着想を得た貼絵、さらに油彩や陶磁器、ペン画など多様な作品によって辿ります。

繊細でナイーヴだった本来の人柄や、誠実に制作に取り組んだ芸術家としての真実の姿に改めて触れることができる内容です。
 
 
ゴッホと静物画 -伝統から革新へ-
2023年(令和五年)10月17日(火)から2024年(令和六年)1月21日(日)まで
 

フィンセント・ファン・ゴッホ《アイリス》 1890年 油彩/キャンヴァス 92.7×73.9cm ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団) Van Gogh Museum, Amsterdam(Vincent van Gogh Foundation)


SOMPO美術館が所蔵するフィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》を中心に、約20点のゴッホによる作品と約50点の他作家による作品で構成される静物画の展覧会です。

17世紀から20世紀初頭までのヨーロッパの静物画の流れの中にゴッホを位置付け、ゴッホが先人達から何を学び、それをいかに自らの作品に反映させ、さらに次世代の画家たちにどのような影響を与えたかを探る内容です。

「ひまわり」に焦点を当てたコーナーでは、ゴッホや同世代の画家たちによる「花」や「ひまわり」を描いた作品が紹介され、なぜ彼らがこの主題を描いたかも掘り下げられます。
 
 
FACE展2024
2024年(令和六年)2月17日(土)から3月10日(日)まで 

 


第12回目となる現代絵画のコンクール展です。「年齢・所属を問わない新進作家の登竜門」として、全国より応募された作品から入選・受賞した作品を展示します。

さまざまな技法やモチーフで時代の感覚を捉えた「真に力があり、将来国際的にも通用する可能性を秘めた」作品が楽しめます。
 
観覧料は展覧会により異なります。最新情報はハローダイヤルまたはSOMPO美術館ホームページ(https://www.sompo-museum.org/)にてご確認ください。
 
 




Posted in アート | Comments Closed

Related Posts