アート

Posted on 2023-02-01
特別展「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」 京都市京セラ美術館 


TAKT PROJECT 《glow ⇄ grow: globe》 2019年 Photo: Takumi Ota (参考作品) 


気鋭20作家のエネルギーに触れられる
2023年(令和五年)3月9日(木)から6月4日(日)まで、京都市京セラ美術館において、特別展「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」が開催されます。

地球環境への意識の高まりやテクノロジーの進化など、人間社会のあり⽅が⼤きく変化する現代は、新たな視点が求められる時代だからこそ、人間こそがなしうることの重要性が改めて問い直されています。

本展は、デザインを軸としてリサーチと思索を重ねてきた川上典李⼦⽒(武蔵野美術⼤学客員教授)を企画・監修者に迎え、人間や地球の歴史を意識しながら、柔軟な発想でめざましい活動を展開する日本のアート、デザイン分野の気鋭の20作家(個人・チーム)を取り上げます。

展示構成(予定)
1. ダイアローグ:⼤地との対話からのはじまり
2. インサイト:思索から生まれ出るもの
3. ラボラトリー:100年前と100年後をつなぎ、問う
4. リサーチ&メッセージ:未来を探るつくり手の現在進行形

1970年代、1980年代生まれを中心とした参加作家による新作や初公開作品が多数紹介されます。

過去と未来、自然と人⼯、情報環境と実社会といったさまざまな関係性を軽やかにつないで再解釈する彼らの作品や活動から、世界が直⾯する激動の時代に求められる「創造へ向かう跳躍するエネルギー」が鮮やかに浮かび上がることでしょう。

出品作家20名(組)※50音順
1. 石塚源太(美術家)
2. 井上隆夫(アーティスト)
3. 岩崎貴宏(アーティスト)
4. A-POC ABLE ISSEY MIYAKE(宮前義之率いるエンジニアリングチーム)
5. GO ON(細尾真孝、八木隆裕、中川周士、松林豊斎、辻 徹、小菅達之)
6. 佐野文彦(建築家/美術家)
7. 髙橋賢悟(美術家)
8. TAKT PROJECT(吉泉 聡を代表とするデザインスタジオ)
9. 田上真也(陶芸作家)
10. 田村奈穂(デザイナー)
11. 津守秀憲(ガラス造形作家)
12. 中川周士(木⼯職人)
13. 西中千人(ガラス造形作家)
14. 長谷川寛示(彫刻家)
15. 長谷川 絢(美術家)
16. 林 響太朗(映像監督/写真家)
17. 細尾真孝(クリエイティブ・ディレクター)+ 平川紀道(アーティスト)+ 巴山竜来(数学者)
18. 目[mé](荒神明香、南川憲二、増井宏文を中心に構成される現代アートチーム)
19. 八木隆裕(開化堂ディレクター)+ 石橋 素・柳澤知明(ライゾマティクス)+ 三田真一(クリエイティブ・ディレクター)
20. 横山隆平(写真家)
 
 
跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー
会場 京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
会期 2023年(令和五年)3月9日(木)から6月4日(日)まで
開館時間 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館)
料金 一般1800円(1600円)、⼤学・専門学校生1500円(1300円)、高校・中学生1100円
(900円)、小学生600円(400円)、未就学児無料
※(  )内は前売、20人以上の団体料金
※京都市内に在住・通学の小中学生は無料
※障害者手帳等ご提示の場合は本人および介護者1人無料(学生証、障害者手帳等確認できるものをご持参ください)

津守秀憲 《存在の痕跡》 2018年 (参考作品) 

岩崎貴宏 《Out of Disorder (Layer and Folding)》 2018年 作家蔵
© Takahiro Iwasaki, Courtesy of ANOMALY 

A-POC ABLE ISSEY MIYAKE 《TYPE-Ⅱ Tatsuo Miyajima project》 2022年
© ISSEY MIYAKE INC. (参考作品) 

   




  

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