アート / 歴史

Posted on 2023-08-10
企画展示「陰陽師とは何者か―うらない、まじない、こよみをつくる―」 国立歴史民俗博物館


渾天儀(こんてんぎ) 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵

陰陽道の歴史と文化に迫る
国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)で、企画展示「陰陽師とは何者か―うらない、まじない、こよみをつくる―」が、令和5年(2023年)10月3日から12月10日まで開催されます。

古代において成立した陰陽道は中世から近世へと数百年にわたり、その役割を広げながら、時代とともに多様に展開していきました。

その姿を具体的な史資料をもとに、明らかにしていきます。

あまり知られていない陰陽道の歴史と、そこから生み出されてきた文化を、さまざまな角度から取り上げて考えてみます。

安倍晴明は平安時代の実在した陰陽師ですが、陰陽道の浸透とともに、伝奇的なイメージが付け加わっていきます。

その姿を追うことで陰陽道の性質をとらえることも試みます。

さらに陰陽師たちが担った暦について、その製作や形式、移り変わりの様子を見ることで、人びとが陰陽道に何を求めたのかも考えます。

展示構成は以下のとおりです。

プロローグ 陰陽師をさぐる
第1章 陰陽師のあしあと
―1 陰陽師、あらわる―古代の陰陽道
―2 陰陽師、ひろがる―中世の陰陽道
―3 陰陽師、たばねる―近世の陰陽道
―4 陰陽師の仕事
―5 陰陽道と民俗
第2章 安倍晴明のものがたり
―1 安倍晴明とその子孫
―2 安倍晴明のライバルたち
―3 転生する安倍晴明
第3章 暦とその文化
―1 暦をくばる
―2 暦をかえる
―3 暦をそろえる
エピローグ 陰陽師がのこしたもの

企画展示「陰陽師とは何者か―うらない、まじない、こよみをつくる―」
会場 国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B
会期 2023年(令和五年)10月3日(火)から12月10日(日)まで
休館日 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、翌日休館)
開館時間 午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
※開館日・開館時間は変更される場合があります。
料金 一般1000円、大学生500円
※総合展示も合わせてご覧になれます。
※高校生以下は入館無料です。
※高校生及び大学生の方は、学生証等を提示してください。(専門学校生など高校生および大学生に相当する生徒、学生も同様です)
※障がい者手帳等保持者は手帳等提示により、介助者と共に入館が無料です。
※半券の提示で、当日に限りくらしの植物苑にご入場できます。また、植物苑の半券の提示で、当日に限り博物館の入館料が割引になります。

「周易伝義」 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵

「金烏玉兎集(きんうぎょくとしゅう)(簠簋(ほき))」  天正12年(1584年)写 国立歴史民俗博物館蔵




■■■■たくさんのご応募ありがとうございました。締め切りました。企画展示「陰陽師とは何者か―うらない、まじない、こよみをつくる―」招待券プレゼント■■■■

企画展示「陰陽師とは何者か―うらない、まじない、こよみをつくる―」の開催を記念して、M&Cの読者の中から3組6名様にチケットをプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2023年10月2日24時です。

※M&Cのプライバシー・ポリシーはこちらをご覧ください。

Related Posts