アート

Posted on 2024-06-25
アートとサイエンスの横断 「ICCアニュアル2024 とても近い遠さ」


東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター [ICC] で2024年(令和六年)6月22日(土)から11月10日(日) まで、「ICCアニュアル2024 とても近い遠さ」が開催中です。

「ICCアニュアル」は、同センターで2006年度から2021年度まで多くの方々に親しまれた「オープン・スペース」展が、その役割やコンセプトを継承しながら、2022年度よりリニューアルされた展覧会です。

今回は、現代の情報環境における、さまざまなリアリティの「遠さ」と「近さ」について、特にパンデミック以後の私たちの意識の変化を通して考える内容になっています。

最先端の技術と作家の感性とが交錯した作品が鑑賞できます。

出品作家
青柳菜摘+細井美裕
木藤遼太
ウィニー・スーン
たかくらかずき
ユーゴ・ドゥヴェルシェール
葉山嶺
古澤龍
米澤柊
リー・イーファン
●新進アーティスト紹介コーナー「エマージェンシーズ!」
おおしまたくろう 展示期間:2024年6月22日(土)~8月25日(日)
リー・ムユン 展示期間:2024年9月10日(火)~11月10日(日)

ICCアニュアル2024 とても近い遠さ
会期
 2024年6月22日(土)~11月10日(日)
会場 NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]  ギャラリーB,シアター
開館時間 午前11時~午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日)、保守点検日(8/4(日))
入場料 一般500円(400円)、大学生400円(300円)、高校生以下および65歳以上の方は無料。ICC年間パスポート1500円
※入場は事前予約が優先です。詳細は公式サイト(https://www.ntticc.or.jp/)などでご確認ください。

 

香港出身のウィニー・スーンは、ソーシャルメディアから削除された投稿を精査し、詩的に再構成した《Unerasable Characters(消せない文字)》を出品

ユニークかつエキセントリックなキャラクターのアバターが語り部として登場し、画像制作ソフトが生み出す社会的・倫理的な問題と格闘するアーティストの姿が描かれている。台湾出身のリー・イーファンの作品

 

プレーヤーは画面上のひらがなを紡いで川柳を作り奉納する。奉納された川柳は、有楽町のSusHi Tech Squareで読むことができる。神祇信仰や島国的な自然崇拝をテーマにした、たかくらかずきの作品

 

東京湾の埋め立て地での記録を素材とした映像と音のインスタレーション。現在を起点とし、拡張された現在として過去と未来を透視する場を作った。 青柳菜摘+細井美裕による《新地登記簿》。

 

参加アーティストたち (2024年6月21日撮影)





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