アート

Posted on 2011-10-13

「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展　静岡、福岡、東京3会場で開催

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Writer:蓬田(よも)修一

日本初公開となるダ・ヴィンチ作品などを展示する「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展が、静岡、福岡、東京の3会場を巡回し開催されます。

来年（2012年）は、《モナ・リザ》や《最後の晩餐》などの世界の宝と言われる名画を残したレオナルド・ダ・ヴィンチ（1452-1519）の誕生から560年を迎えます。

彼は膨大な手稿を残す一方、現存する絵画はわずか十数点と限られています。

しかし、その「美の世界」は彼の生きたルネサンス期の芸術家はもとより、現代にいたるまで多くの芸術家たちに多大な影響を及ぼしてきました。

その美はなぜルネサンス期の人々を引き付け、現代の私たちまでも魅了するのでしょうか。

本展ではダ・ヴィンチ研究の世界的権威であるカルロ・ペドレッティ氏の名誉監修、ダ・ヴィンチ研究の第一人者であるアレッサンドロ・ヴェッツォージ氏の監修により、木島俊介氏を日本側監修に迎え、ダ・ヴィンチの創造した「美の理想」に迫ります。

世界各地から集められた日本初公開となるダ・ヴィンチの作品をはじめ、ダ・ヴィンチと弟子による共作、弟子やレオナルド派と呼ばれる画家たちの作品、ダ・ヴィンチと同時代の画家たちの作品、書籍や資料など約80点を展示します。

日本初公開のダ・ヴィンチ作品

目玉のひとつは、日本初公開となるダ・ヴィンチ作品が展示されることです。

現存するものは十数点しかないと言われる彼の絵画の中から、《モナ・リザ》と同時期に描かれたとされる円熟期の傑作《ほつれ髪の女》（東京会場のみ）が初来日します。

さらに、若き日の習作2点（3会場共通）も日本初公開です。

レオナルド・ダ・ヴィンチ　《ほつれ髪の女》　1506-08年頃 パルマ国立美術館蔵 【東京展のみ出品】

■「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展　開催概要

＜静岡展＞
会　　期：2011年11月3日（木・祝）～12月25日（日）
会　　場：静岡市美術館
休館日　：月曜日
開館時間：10時ー19時(展示室入場は閉館の30分前まで)
観覧料　：一般1400円　大高生・70歳以上 900円　中学生以下 無料
お問合せ：静岡市美術館　TEL 054-273-1515 静岡市美術館

＜福岡展＞
会　　期：2012年1月5日（木）～3月4日（日）
会　　場：福岡市美術館
休館日　：月曜日　※ただし、1月9日(月・祝)は開館、10日(火)が休館　
開館時間：9時半-17時半　(入館は閉館の30分前まで)
観覧料　：一般1300円　大学・高校生 1000円　中学・小学生 600円
お問合せ：毎日新聞福岡本部事業部　TEL 092-781-3636

＜東京展＞
会　　期：2012年3月31日（土）～6月10日（日）
会　　場：Bunkamuraザ・ミュージアム
休館日　：4月23日(月)のみ休館
開館時間：10時-19時　毎週金・土曜日は10時-21時(入館は各閉館の30分前まで)
入館料　：一般1500円　大学・高校生 1000円　中学・小学生 700円
お問合せ：ハローダイヤル　TEL 03-5777-8600 東京展オフィシャルサイト

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締め切りは、2012年3月20日24時です。

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