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Posted on 2012-06-04
アド・ミュージアム東京で「第90回ニューヨークADC賞 入賞作品展」


アド・ミュージアム東京のエントランス。


Writer:蓬田(よも)修一

東京・汐留のアド・ミュージアム東京では、2012年5月23日から7月1日まで、「第90回ニューヨークADC賞 入賞作品展」が開催されています。

ニューヨークADC賞は、世界の広告賞の中でも長い歴史を刻んでいます。世界のトップクリエーターで構成される審査委員会によって選ばれる作品は、インタラクティブメディア、放送・プリント広告、グラフィックデザイン、出版デザイン、パッケージング、写真、イラストレーションと多岐の分野にわたっています。

受賞者には、ADCゴールドキューブ、シルバーキューブが授与され、さらにその年のもっとも革新的な作品にはADCブラックキューブが与えられます。受賞作は常に世の中を鮮やかに映しつつ変化してきましたが、世界中のクリエーターたちをつなぎ(Connect)、刺激し合い(Provole)、向上しよう(Elevate)という創立精神は、今も変わることなくADCメンバーたちに受け継がれています。

アド・ミュージアム東京では、昨年初めてニューヨークADCの受賞作品を紹介しました。「大変多くの方にご覧いただき、改めて本賞は広告人が敬意と親しみをもって注目する偉大な賞であることを実感しました」と、アド・ミュージアム東京ではコメントしています。

本展では、2011年度のADC賞から、各部門のシルバー以上の作品を紹介します。

広告図書館で受賞作品年鑑を展示

会期中はアド・ミュージアム東京内に設置されている広告図書館でも、ニューヨークADC賞の受賞作品年鑑を展示します。第90回を含め過去のバックナンバーも取り揃えています。

階段ホールを中心とした展示エリアには、フォトグラフィ、アドバタイジング、スチューデントの各部門とADCブラックキューブ受賞作品が紹介されている。

地下2階の第2会場では、デザイン、イラストレーション、インタラクティブの各部門受賞作品が見られる。写真右奥には映像作品を紹介するコーナーがある。

<開催概要>
●主催:公益財団法人 吉田秀雄記念事業財団/New York Art Directors Club
●会期:2012年5月23日(水)~7月1日(日)
●会場:アド・ミュージアム東京
●開館時間:平日 11時~18時30分(最終入館時間 18時)
 土曜日・日曜・祝日 11時~16時30分(最終入館時間 16時)
●休館日:月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は火曜日)
●入場料:無料

アド・ミュージアム東京 公式サイト


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