アート / クリエイティブ
Posted on 2013-11-01
「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」上野の森美術館で
Editor:蓬田(よも)修一
2013年11月23日(土・祝)から12月23日(月・祝)まで、上野の森美術館で「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」が開催されます。
古来より、武将をはじめとする日本人、そして海外の方にも日本刀は、畏怖・敬愛されてきました。そうした中で、小説やドラマ、アニメ、映画の世界にもさまざまな形で日本刀が登場してきました。
本展では、日本刀の職人達が、アニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の世界からインスピレーションを受け、劇中に登場する武器を再現、またキャラクターからイメージした現代デザインの日本刀を製作、世に問う初めての試みです。
また、エヴァンゲリオンのアナザーストーリーの中で、「ビゼンオサフネ」と「マゴロクソード」という武器が登場します。実在した刀剣「備前長船」と「関鍛冶(せきかじ)の孫六(まごろく)」をモチーフにしたものと解して、延べ50名以上の職人たちがそれらを製作・展示します。
合わせて日本刀の形状の変遷を分かり易く解説展示し、同時に精緻な金具、色彩豊な柄などと一緒に、日本刀の基本的な世界を紹介。武器としてだけではなく、美術品、精神的な存在としても人々に大切にされてきた日本刀の魅力や、「ものづくり」の素晴らしさに触れる好機です。
展示されるのは槍、刀剣、兜、面などコラボ作品22点を中心に、刀姿の変遷(各時代の刀剣)、鍔、柄、兜、刀剣関係パネル、エヴァンゲリオン関係パネル、約2mの初号機フィギュア、レイ・アスカの等身大フィギュア、等身大スタンディなど。日本刀や「ロンギヌスの槍」の製作のもようも映像で紹介されます。
音声ガイドの解説役は、ミサト役の声優・三石琴乃さんが務めます。また、土日祝は基本的に、刀匠が記念プレートに銘切りするイベントが実施されます。
本展は岡山会場を皮切りに、岡崎(愛知)、広島、札幌、福岡、大阪、関(岐阜)を巡回し好評を博したものです。
なお、会期中は1階ギャラリーで、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の名場面を、フィギュアを使った精緻なジオラマ(情景模型)で再現した展覧会「海洋堂エヴァンゲリオンフィギュアワールド」が開催されます。
ヱヴァンゲリヲンと日本刀展
会期 2013年11月23日(土・祝)から12月23日(月・祝)まで ※会期中無休
会場 上野の森美術館
入場料 一般1000円(前売800円)、大学・高校生800円(同600円)、中・小学生600円(400円) ※未就学児無料
ヱヴァンゲリヲンと日本刀展 公式サイト
開館時間など詳細は上記公式サイトでご確認ください。
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締め切りは、2013年11月24日24時です。
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