アート

Posted on 2017-08-19
フォーヴィスムの旗手ヴラマンクの芸術家人生に迫る




《サイロ》 1950年 油彩・カンヴァス フランス、個人蔵 ©ADAGP 


20世紀フランスの巨匠の作品展
2017年(平成29年)9月2日(土)から10月22日(日)まで、甲府市の山梨県立美術館で「ヴラマンク展 絵画と言葉で紡ぐ人生」が開催されます。

モーリス・ド・ヴラマンク(1876年-1958年)は20世紀初頭のフランスで、激しい色彩表現を特徴とする「野獣派(フォーヴィスム)」の騎手としてデビューした後、独自の画風で高い評価を得た画家です。

ヴラマンクが本格的に画家を志すきっかけとなったのは、画家アンドレ・ドランとの出会いでした。

彼を介して知り合ったマティスや、同時代の画家たちの影響を受け、フォーヴィスムとして知られる様式を確立します。

1905年、若い画家たちにとって重要な作品発表の機会であったアンデパンダン展、ついでサロン・ドートンヌにヴラマンクは作品を出品します。

ここに見られた激しい色彩表現を、同時代の批評家がフォーヴ(野獣)と評することになりました。

しかしながら、1907年にはフォーヴィスムから離れ始めます。

この年に開催されたセザンヌの回顧展に感化され、落ち着いた色彩で、堅固さを感じさせる絵画構成の作風へと転じます。

第一次世界大戦を体験したのちヴラマンクは、彼が「文明」と呼んだものから距離をとるようになり、パリを離れ、同時代の美術動向からも退き、静かな環境で自身の信じる絵画を探求することになりました。

自宅近郊の風景や、室内に飾られた花瓶の花、台所の静物など、身近で素朴な対象と向かい合い、自らの内に湧き起こる感情を表現するように、絵画を描き続けました。

その画業は彼に指導を受けた里見勝蔵、佐伯祐三といった画家によって同時代から日本に紹介され、ヴラマンク自身のフォーヴの時代は過ぎていましたが、フォーヴィスムの巨匠としてのイメージが定着することとなりました。

本展では、フォーヴ期の後、独自の表現主義的画風を確立した時期を中心に作品約80点を展観。

また、文筆家としての表現活動にも着目し、絵画と言葉によって紡がれたヴラマンクの芸術家人生を探ります。


ヴラマンク展 絵画と言葉で紡ぐ人生
会期
 2017年(平成29年)9月2日(土)から10月22日(日)まで
会場 山梨県立美術館 特別展示室
観覧料 一般1000 円(840円)、大学生500円(420円)
※( )内は20名以上の団体料金、前売り料金、県内宿泊者割引料金
※高校生以下の児童・生徒は無料
※山梨県在住の65歳以上の方は無料(健康保険証等持参)
※障害者手帳持参の方は本人と介護者1人が無料

モーリス・ド・ヴラマンク(1876-1958) 






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締め切りは、2017年(平成29年)9月10日24時です。


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