アート

Posted on 2018-05-08
優れたメディアアートを一望「第21回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」




第21回文化庁メディア芸術祭 アート部門大賞 『Interstices / Opus I – Opus II』Haythem ZAKARIA © Haythem Zakaria 


4192作品の中から選ばれた優れた作品を紹介
2018年(平成30年)6月13日(水)から24日(日)まで、東京・六本木の国立新美術館で、「第21回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が開催されます。

文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。

今回は過去最多となる世界98の国と地域から作品が寄せられ、4192作品の中からアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門について、大賞、優秀賞、新人賞が選ばれたほか、功労賞としてメディア芸術分野に貢献のあった方が選出されました。

アート部門の大賞を射止めたのはHaythem ZAKARIA(チュニジア)の映像インスタレーション「Interstices / Opus I – Opus II」。

砂漠の風景を捉えた静的な「Opus I」と、海の風景を捉えた動的な「Opus II」の2つの映像が、デジタル処理によってオリジナルの風景を超越する「メタ・ランドスケープ」を引き出します。

作品の舞台は、作者の故国チュニジアが位置しているアフリカ北部のサハラ砂漠一帯。

時間と空間が抽象化された映像は、土地および風景の本質とは何かを問いかけています。

エンターテインメント部門では、日本のゲーム「人喰いの大鷲トリコ」が大賞を受賞しました。

「ICO」(2001)や「ワンダと巨像」(2005)といったPlayStation2を代表するゲームを手がけ、国内外に熱心なファンを持つ上田文人が、監督とゲームデザインを担当したアドベンチャーゲームです。

主人公の少年を操作して巨大な生き物、大鷲のトリコとコミュニケーションを取りながら、忘れ去られた巨大遺跡のさまざまな仕掛けを解き明かしていくという内容です。

マンガ部門は池辺葵(日本)の「ねぇ、ママ」が大賞を受賞しました。

アニメーション部門は片渕須直(日本)の「この世界の片隅に」と湯浅政明(日本)の「夜明け告げるルーのうた」が、第5回(2001)以来の16回ぶりとなる2作品同時の大賞受賞となっています。

また、功労賞にはプラモデルのタミヤを牽引している田宮俊作氏、マンガ研究者・同志社大学教授・マンガ家の竹内オサム氏が選ばれました。

優れたメディアアートを一望できるイベントです。

第21回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展
会期
 2018年(平成30年)6月13日(水)から24日(日)まで
会場 国立新美術館ほか
入場料 無料


第21回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門大賞 『人喰いの大鷲トリコ』 『人喰いの大鷲トリコ』開発チーム(代表:上田文人) © 2016 Sony Interactive Entertainment Inc. 



前回「第20回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」の様子 提供:文化庁メディア芸術祭事務局 




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