アート

Posted on 2019-05-21
「第22回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」日本科学未来館を中心に展開


第22回文化庁メディア芸術祭 アート部門大賞
『Pulses/Grains/Phase/Moiré』 サウンドインスタレーション 古舘 健 Ⓒ Kouji Nishikawa 


“時代を映す”メディア芸術作品が一堂に
2019年(令和元年)6月1日(土)から6月16日(日)まで、東京・お台場の日本科学未来館を中心に「第22回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が開催されます。

アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門に世界102の国と地域から4384作品の応募がありました。

会場では多様な表現形態を含む受賞作品と、功労賞受賞者の功績が一堂に展示されるとともに、シンポジウムやトークイベント、ワークショップ等の関連イベントが実施されます。

国内外の多彩なクリエイターやアーティストが集い、“時代を映す”メディア芸術作品を体験できる貴重な16日間です。

各部門の大賞の概要
アート部門大賞 古舘健「Pulses/Grains/Phase/Moiré」(日本)
300台を越えるスピーカーとLEDライトを使用した、大規模なサウンドインスタレーションです。

照明を控えた空間の中で、多様なパターンを持った音と光が複合して有機的な波のようになり、鑑賞者の視覚と聴覚に向かって次々と押し寄せてきます。

エンターテインメント部門大賞 『チコちゃんに叱られる!』制作チーム「チコちゃんに叱られる!」(日本)
「テレビという媒体でも、こんなつくり方で新しいエンターテインメントを表現できるという、荒唐無稽だが日本人の感性にマッチした挑戦的」(贈賞理由より)なテレビ番組です。

チコちゃんの着ぐるみは複数台のカメラで撮影されたうえで、放映時に頭部を3DCGのモデルに置き換える処理が行われていて、本当に着ぐるみの顔のパーツが動いているかのような表現を、目や口の形を自在に変えることで実現しています。

頭を突然大きくしたり、変顔をするなどのマンガ的な演出も可能で、番組ゲストが質問に答えられなかった際に、チコちゃんが頭を大きくしながら叱る恒例のセリフ「ボーっと生きてんじゃねーよ!」は2018年の新語・流行語大賞の候補に選出されました。

アニメーション部門大賞 Boris LABBÉ「La Chute」(フランス)
ダンテ・アリギエーリの『神曲 地獄篇』に着想を得た短編アニメーションです。

墨汁と水彩絵具による約3500枚の絵をデジタル編集し、そこに弦楽奏の断片的な響きと電子音によるオリジナルの音楽が重ねられます。

ルネサンス期のサンドロ・ボッティチェッリから、ピーテル・ブリューゲル1世、フランシスコ・デ・ゴヤ、ヘンリー・ダーガーまで、西洋美術史を彩る巨匠の作品を参照しながら、循環、変容、堕落と再生という壮大なテーマを描いています。

マンガ部門大賞 Boichi「ORIGIN」(韓国)
20kgを超える炭化タングステン超合金の日本刀を武器に、時には自らの身体の破壊を顧みずに敵に向かっていくオリジンの戦いを、細密な書き込みと高い画力により描写した作品です。

細部まで描き込まれたSF設定と、ハードボイルドな世界観が、読者を強く惹きつけます。

第22回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展
会期
 2019年(令和元年)6月1日(土)から6月16日(日)まで
会場 日本科学未来館
入場料 無料

第22回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門大賞 『チコちゃんに叱られる! 』テレビ番組 「チコちゃんに叱られる!」制作チーム
© NHK (Japan Broadcasting Corporation) All rights reserved. 

第22回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門大賞 『La Chute』短編アニメーション Boris LABBÉ
© Sacrebleu Productions 

第22回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門大賞 『ORIGIN』 Boichi
© boichi, Kodansha 2019 




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