アート

Posted on 2017-06-05
ブリューゲル「バベルの塔」を立体化 最新テクノロジーで昼と夜の姿を演出


昼のバベルの塔。建設に携わる作業員やバベルの塔をのぼる人たちの姿も見える。


想定大きさの150分の1に立体化
約450年前にブリューゲルが描いた「バベルの塔」(ボイマンス美術館所蔵)と、現代のテクノロジーが融合した展示「Stugy of BABEL」が、東京藝術大学 Arts & Science LAB.で行われています(会期:2017年4月18日~7月2日)。

絵画のバベルの塔の大きさは、描かれている人物の身長を170cmと仮定として算出すると、約510mにもなります。

展示では、およそ150分の1に立体化したバベルの塔を制作し、昼と夜の姿を浮かび上がらせています。

昼の姿では、バベルの塔を訪れる人たちや、塔を建設する作業員の姿を模型で再現。立体化された塔の近くにあるiPadで顔を撮影すると、バベルの塔で働く作業員の顔が、撮影した自分の顔になるという仕掛けもあります。

夜の時間では、建造されていく塔への思いをイメージした映像が、プロジェクションマッピングで塔に投影されています。

入場は無料。450年前の作品と先端テクノロジーを融合した演出を体験してみませんか。

プロジェクションマッピングで彩られた夜のバベルの塔。




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