アート

Posted on 2016-07-29
写真を芸術へと高めた女性写真家 「ジュリア・マーガレット・キャメロン展」




 


48歳から撮影に取り組む
写真を芸術へと高めた先駆者ジュリア・マーガレット・キャメロンの日本初となる本格的回顧展が、2016年(平成28年)7月2日(土)から9月19日(月)まで、三菱一号館美術館(東京・千代田区)で開催中です。

キャメロンは1815年、インド・カルカッタで誕生、その後イギリスに渡り、上層中流階級で社交活動を謳歌していました。48歳のとき、娘夫婦からカメラをプレゼントされると、独学で撮影術を身に付け、情熱的に撮影に取り組みます。

写真を始めてわずか1年半後、サウス・ケンジントン博物館(現在のヴィクトリア・アンド・アルバード博物館)が、彼女の114点の作品を購入します。その後、生涯を通じて、「肖像」「聖母群」「絵画的効果をめざす幻想主題」をテーマに作品を撮り続けました。

今回の「ジュリア・マーガレット・キャメロン展」は、彼女の生誕200年を記念し、ヴィクトリア・アンド・アルバード博物館が企画した、世界6か国を回る国際巡回展のひとつとして開催されています。

極めて貴重なオリジナルプリントをはじめ、約150点の写真作品や書簡などを通じて、彼女が切り開いた新たな芸術表現に触れてみてはいかがでしょうか。

From Life―写真に生命を吹き込んだ女性
ジュリア・マーガレット・キャメロン展
会期 
 2016年(平成28年)7月2日(土)から9月19日(月)まで
休館日 月曜。ただし、祝日の場合と9月12日は開館。
会場 三菱一号館美術館
観覧料 一般1600円、高・大学生1000円、小・中学生500円

以下は7月1日に行われたプレス内覧会での会場のもようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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