アート

Posted on 2011-08-05
世界の写真作品が集まる国際アートイベント「TOKYO PHOTO 2011」


Writer:蓬田(よも)修一

今年で3回目を迎える写真作品の国際アートイベント「TOKYO PHOTO 2011」が、2011年9月23日~25日、六本木ミッドタウンホールを会場に開催されます。

国内外有数のギャラリーが一堂に集まり、写真作品の展示・販売を行います。

写真作品に限定した展示・販売を行う見本市としては、アジア最大級の規模を誇ります。

昨年は、レセプションおよび一般公開に、約9800人の来場がありました。

「TOKYO PHOTO」の魅力は、世界中から集まった優れた作品と出会えること。

写真作品の面白さ、購入することの楽しさを感じることができるでしょう。

過去2回の開催では、会場にたくさんのアート・写真作品愛好家が訪れ、自分なりの写真の楽しみを方を見つけることができた。

日仏・日英による特別企画展

今回は、日仏・日英による2つの特別企画展を行います。

まず、東日本大震災をうけ、フランス大使館による被災地復興チャリティーを行うこととなりました。

日仏写真家10名によるチャリティー写真展「日仏フォトグラファーが見た東日本大震災」を開催し、作品の販売を通じて被災地復興へ向け寄付をいたします。

震災後を写した作品は、どれも真に迫るものばかり。

写真という瞬間に収められた作品のなかに、被災地の方々の人生や感情を目撃することと思います。

参加作家は、篠山紀信、田原桂一、川内倫子、Phillip Chancel, Lucille Reybpz, Jean-Luc Vilmouthほか。

また、英国国立美術館 テートモダン(Tate Modern)のキュレーター、 サイモン・ベーカー氏が「TOKYO PHOTO2011」のためにキュレーションする、イギリス人写真家クリス・ショウ展「Life as a Night Porter : Chris Shaw」を催します。

独自の視点でロンドンという街のリアリティが切り取られた迫力ある作品を見ることができます。

写真家として活躍しつつ、ロンドンのホテルの夜勤として働きながら、10年間撮りためたドキュメンタリー作品です。

日本の写真家から影響を受けたというクリス・ショウの作品を、ギャラリーの協力のもと森山大道をはじめとする日本の写真家の作品と同時に展示するという試みにより、テートモダンのプレ・コレクションを公開いたします。

なお、サイモンベーカー氏とクリス・ショウ氏は来日し、会場内にてセミナーを開催する予定です。

貴重なセミナープログラムが今年も開催される。(写真は前回までに開催されたセミナーの様子)

【TOKYO PHOTO 2011開催概要】

日時:9月23日(金・祝)~25日(日)

会場:六本木ミッドタウン・ホール

入場料:1500円(予定)

展示作品数:800点(予定)

来場者見込み:2万人

東京フォト 公式サイト


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