アート
Posted on 2026-01-31
アーティゾン美術館 2026年展覧会スケジュール
アーティゾン美術館外観
東京・京橋のアーティゾン美術館が2026年に開催する展覧会は次のとおりです。
モネ没後100年 クロード・モネ ―風景への問いかけ
2026年2月7日(土)~5月24日(日)
クロード・モネ《戸外の人物習作―日傘を持つ右向きの女》1886年、オルセー美術館
Photo © GrandPalaisRmn (musée d’Orsay) / Stéphane Maréchalle/ distributed by AMF
印象派の巨匠クロード・モネ(1840~1926)は、自然光の移ろいに魅せられ、その美しさをカンヴァスにとどめようと生涯をかけて探求しました。
本展覧会はル・アーヴル、アルジャントゥイユ、ヴェトゥイユ、ジヴェルニーなど、モネの創作を語る上で重要な場所と時代から、その画業の発展を丹念にたどります。
また、同時代の絵画や写真、浮世絵、アール・ヌーヴォーの工芸作品などの表現との関わりから、モネの創作の背景や動機を読み解き、現代の映像作家アンジュ・レッチアによるモネへのオマージュとして制作された没入型の映像作品も展示します。
モネの作品41点を含む、オルセー美術館所蔵の約90点に、国内の美術館や個人所蔵作品を加えた合計約140点で、風景画としてのモネの魅力に迫ります。
会場 アーティゾン美術館 6・5階展示室
開館時間 午前10時~午後6時(3月20日を除く金曜日、5月2日(土)、9日(土)、16日(土)、23日(土)は午後8時まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日 2月16日(月)、3月16日(月)、4月13日(月)、5月11日(月)
入館料 日時指定予約制、ウェブ予約チケット2100 円、窓口販売チケット2500円、学生無料(要ウェブ予約)
※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットを購入できます。
※中学生以下の方はウェブ予約不要です。
※この料金で同時開催の展覧会を全て観覧できます。
カタリウム
2026年2月7日(土)~5月24日(日)
※会期中展示替えあり。展示期間はウェブサイトにてご確認ください。
《洛中洛外図屛風》(部分)、江戸時代 17世紀、石橋財団アーティゾン美術館
展示期間:2/7~4/2
タイトルの「カタリウム」とは、「語り」と、空間を表す「リウム (-arium)」でつくったことばで、展覧会は語りの場をテーマとしています。
こういう作品をと発案した人がその思いを告げるところや、思索を深める絵かきのアトリエでの独り言。あるいは、作品の仕上がり具合を目にした人々の感想など、作品を前に展開する語りに耳を傾け、その場をイメージしてみようとするものです。
江戸時代の大名家で制作されたと考えられる屛風、明治・大正期に神話をテーマに描かれた油彩画や日本画、ベン・シャーンの版画集……、因陀羅の《禅機図断簡》や《鳥獣戯画断簡》など、かつて巻物としてひとつの作品だった仲間の断簡も並びます。
さまざまな時代とジャンルの作品により生まれる、賑やかな語りの場が楽しめます。
会場 アーティゾン美術館 4階展示室
開館時間 午前10時~午後6時(3月20日を除く金曜日、5月2日(土)、9日(土)、16日(土)、23日(土)は午後8時まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日 2月16日(月)、3月16日(月)、4月13日(月)、5月11日(月)
入館料 日時指定予約制、ウェブ予約チケット2100 円、窓口販売チケット2500円、学生無料(要ウェブ予約)
※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットを購入できます。
※中学生以下の方はウェブ予約不要です。
※この料金で同時開催の展覧会を全て観覧できます。
エットレ・ソットサス —魔法がはじまるとき、デザインは生まれる
2026年6月23日(火)~10月4日(日)
エットレ・ソットサス《カールトン》
1981年(デザイン)/1981年(製作:メンフィス・ミラノ)、
石橋財団アーティゾン美術館
© Erede Ettore Sottsass
エットレ・ソットサス(1917~2007)は、20世紀イタリアデザインにおける世界的な巨匠です。
1950年代からオリヴェッティ社やポルトロノーヴァ社のデザイナーとして数々の名作を生みだし、1981年には国際的なデザイナー集団「メンフィス」を結成して、ポストモダンと評される革新的なデザインで一世を風靡しました。
ソットサスは過度な合理性の追求に疑念をもち、人々の生活に自由で生き生きとした感性を取り戻そうとしました。
斬新でユーモアあふれるデザインによって、現代人の生活、人生、ひいては運命を明るく照らそうとしたのです。
近年、石橋財団は新たにデザイン分野の作品収集にも注力し、ソットサスの初期から晩年におよぶ100点を超えるコレクションを形成しました。
本展はこれらの作品を一挙に公開する日本初のソットサスの大回顧展であり、またアーティゾン美術館初のデザイン展です。
会場 アーティゾン美術館 6階展示室
開館時間 午前10時~午後6時(毎週金曜日は午後8時まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(7月20日、9月21日は開館)、7月21日、9月24日
入館料 日時指定予約制、ウェブ予約チケット1200円、窓口販売チケット1500円、学生無料(要ウェブ予約)
※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットを購入できます。
※中学生以下の方はウェブ予約不要です。
※この料金で同時開催の展覧会を全て観覧できます。
瀧口修造 書くことと描くこと
2026年6月23日(火)~10月4日(日)
瀧口修造《作品》1966年、石橋財団アーティゾン美術館
石橋財団は、昭和期を代表する詩人にして美術批評家、瀧口修造(1903~1979)による作品163点(他の作家との共作含む)を所蔵しています。
瀧口が造形作品の制作に本格的に取り組むようになったのは、1960年代に入ってからで、それは、1920年代よりシュルレアリスムの影響を強く受けて行われた詩作や、続く時期に始まるフランスや日本の同時代美術を対象とする批評の実践の後に位置づけられます。
本展はそれを踏まえ、美術批評や詩作、展覧会監修など、瀧口の活動全体を視野に収め、その中で制作の意図や性格を明らかにすることをめざします。
海外ではパウル・クレーやジョアン・ミロ、ジョセフ・コーネルら、日本では福島秀子や山口勝弘、草間彌生らといった、関連する作家の作品もあわせて出品し、約120点の作品により展覧会を構成する予定です。
会場 アーティゾン美術館 5・4展示室
開館時間 午前10時~午後6時(毎週金曜日は午後8時まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(7月20日、9月21日は開館)、7月21日、9月24日
入館料 日時指定予約制、ウェブ予約チケット1200円、窓口販売チケット1500円、学生無料(要ウェブ予約)
※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットを購入できます。
※中学生以下の方はウェブ予約不要です。
※この料金で同時開催の展覧会を全て観覧できます。
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×藤井光
Whose Light?-だれのひかりか
2026年10月24日(土)~2027年1月31日(日)
Photo: Hikaru Fujii
アーティゾン美術館は毎年、石橋財団コレクションとアーティストとの共演「ジャム・セッション」を開催しています。
第7回となる今回は、芸術と社会・歴史との密接な関係性を、綿密なリサーチとフィールドワークを通じて探究してきた藤井光を迎えます。
本展において藤井が注目するのは、プラトン『国家』第7巻に登場する「洞窟の比喩」の中心的なテーマ「光=真理」です。
その光が何を照らしているのかではなく、「その光を誰が照らしているのか」という視点へと問いを反転させ、真理の構造そのものを批評的に問い直します。
この問いかけに応答するように、古代から中世、近代、そして戦後にいたるまでの時間軸に沿って石橋コレクションと、新作を含めた藤井の作品を展示します。
会場 アーティゾン美術館 6階展示室
開館時間 午前10時~午後6時(毎週金曜日は午後8時まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(11月23日、1月11日は開館)、11月24日、12月29日~1月3日、1月12日
入館料 日時指定予約制、ウェブ予約チケット1200円、窓口販売チケット1500円、学生無料(要ウェブ予約)
※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットを購入できます。
※中学生以下の方はウェブ予約不要です。
※この料金で同時開催の展覧会を全て観覧できます。
エトランゼたち —洋画家たちのヨーロッパ体験
2026年10月24日(土)~2027年1月31日(日)
黒田清輝《針仕事》1890年、石橋財団アーティゾン美術館
明治維新以降、西洋文化を学ぶため多くの日本人がヨーロッパへと渡りました。美術家たちもまた、ヨーロッパ留学によって泰西名画や最新の美術動向に触れ、それらを貪欲に吸収しています。
島崎藤村による随筆『エトランゼエ』には、芸術談義に花を咲かせ、写生旅行へでかける同胞たちの様子が記されています。
彼らの異邦人(エトランゼ)としての体験によって、画塾での基礎デッサン、美術館での模写、あるいは現地で交流した人々の肖像、写生地での風景画など、多彩な作品が生みされました。
一方でそれらの作品は、彼らが何を見て、何に学んだのかを雄弁に語る情報源でもあります。
本展は、石橋財団コレクションから黒田清輝、藤島武二、安井曾太郎、藤田嗣治らによる滞欧作をテーマに、その瑞々しい魅力を伝えるものです。
会場 アーティゾン美術館 5・4階展示室
開館時間 午前10時~午後6時(毎週金曜日は午後8時まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(11月23日、1月11日は開館)、11月24日、12月29日~1月3日、1月12日
入館料 日時指定予約制、ウェブ予約チケット1200円、窓口販売チケット1500円、学生無料(要ウェブ予約)
※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットを購入できます。
※中学生以下の方はウェブ予約不要です。
※この料金で同時開催の展覧会を全て観覧できます。
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