アート

Posted on 2026-01-06
「版画家レンブラント 挑戦、継承、インパクト」 レンブラントエッチングの魅力と後世への影響に迫る


レンブラント・ハウス美術館と国立西洋美術館のコレクションを中心に構成

東京・上野の国立西洋美術館で「版画家レンブラント 挑戦、継承、インパクト」が2026年7月7日から9月23日まで開催される。

「油彩以上に色彩豊か」(19世紀フランスの詩人・批評家テオフィル・ゴーティエ)とも言わしめた、レンブラント版画の魅力をたっぷり紹介する。

オランダ・アムステルダムのレンブラント・ハウス美術館と、東京の国立西洋美術館のコレクションの所蔵作品を中心に、日本国内の美術館や大学図書館および海外の個人コレクターなどから借りた作品や書籍など約130点を集め展示する。

レンブラント・ハウス美術館は、レンブラントが1639年から1658年にかけて実際に暮らした家を利用した、世界で唯一のレンブラント専門の美術館だ。

レンブラントによるエッチングの世界有数のコレクションを中心に、素描作品、さらに彼と関連の深い作品、あるいは彼の強い影響を受けた芸術家たちの作品を収蔵している。

一方、国立西洋美術館も、レンブラントのエッチングを重点的な収集の対象としており、《病人たちを癒すキリスト》や《三本の木》など代表作を含む、20点余りの作品を所蔵している。

今回の展覧会では、レンブラントがどのように版画表現の可能性を切り拓いたのか、その挑戦の様子を紹介するとともに、ゴヤ、ホイッスラー、ルドン、マティスなど、レンブラントに憧れた巨匠たちの作品も展示し、レンブラントが版画史に刻み付けたインパクトにも焦点を当てる。

レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン
《書斎の学者(またはファウスト)》1652年頃
エッチング、ドライポイント、ビュラン
国立西洋美術館

レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン
《病人たちを癒すキリスト》1649年頃
エッチング、ドライポイント、ビュラン/和紙
国立西洋美術館

レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン
《窓辺でエッチングを制作する自画像》1648年
エッチング、ドライポイント
レンブラント・ハウス美術館

レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン
《アムステルダムの眺望》1641年頃
エッチング
レンブラント・ハウス美術館

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