アート

Posted on 2026-01-13
SOMPO美術館 2026年展覧会スケジュール


東京・新宿のSOMPO美術館は今年で開館50周年を迎えます。2026年展覧会スケジュールは次の通りです。

 

2026年1月10日(土)~2月15日(日)

松本竣介《立てる像》
1942年 油彩/カンヴァス 162.0×130.0cm
神奈川県立近代美術館 ©上野則宏

1976年7月、新宿に開館したSOMPO美術館。同館の50周年を記念して、新宿をテーマとした展覧会が開催されます。

日本の近代美術(モダンアート)の歴史は、新宿という地の存在なくしては語れません。

明治時代末期の新宿には新進的な芸術家が集まりました。そして、新宿に生きる芸術家がさらに芸術家を呼び込み、近代美術の大きな拠点の一つとなりました。

本展は、中村彝、佐伯祐三から松本竣介、宮脇愛子まで、新宿ゆかりの芸術家たちの約半世紀にわたる軌跡をたどる、新宿の美術館として初めての試みです。


 

2026年3月7日(土)~3月29日(日)

グランプリ作品
吉田 茉莉子
《天泣》
2025年 油彩・蜜蝋・カンヴァス 194×162cm

 

SOMPO美術館が主催し、今回で第14回目となる現代絵画のコンテスト展です。

「年齢・所属を問わない新進作家の登竜門」として、全国より応募された作品から入選・受賞した作品を展示し、観覧者投票によるオーディエンス賞も授与します。

今回から新たに、「絵画のゆくえ」コーナーが3階展示室に併設されます。前回FACEで「グランプリ」と「優秀賞」を受賞した作家が招待され、各作家の新作・近作が5~10点ずつ紹介されます。

さまざまな技法やモチーフで時代の感覚をとらえた作品が楽しめます。

 

2026年4月11日(土)~6月21日(日)

ウジェーヌ・ブーダン《ヴェネツィア、サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂》
1897年頃 油彩・板 ランス美術館
Reims, Musée des Beaux-Arts (inv. 907.19.38) © Christian Devleeschauwer

 

「印象派の先駆者」と呼ばれる画家ウジェーヌ・ブーダン(1824~1898)の、日本では約30年ぶりとなる展覧会です。

空や雲、海景、牛の群れなどをみずみずしい色彩と軽快な筆致で描き出したその作品は、故郷ノルマンディーをはじめとする各地の光と大気を見事にとらえており、戸外制作を重視する態度は印象派の登場を準備しました。

人物や建築モチーフなどにも焦点を当てつつ、近代風景画の発展に大きく寄与したブーダンの魅力を新たな視点で問い直します。

 

2026年7月11日(土)~8月30日(日)

山口華楊《幻化》
1979年 紙本彩色 SOMPO美術館

 

日本画家山口華楊(1899~1984)は、西村五雲(1877~1938)に入門後、京都市立絵画専門学校に入学。主に動物を主題とした作品で頭角を現します。

五雲の亡き後は画塾・研究団体である晨鳥社を再興し、京都画壇を代表する画家の一人となりました。

本展では、当館が所蔵する華楊の代表作3点を中心として、初期から晩年までの画業を通覧します。

京都ではなじみの深い華楊ですが、東京では27年ぶりの回顧展です。

 

  

2026年9月22日(火)~12月13日(日)

アルベール・マルケ《ル・アーヴル、港湾》
1906年 油彩・カンヴァス アンドレ・マルロー近代美術館、ル・アーヴル
Le Havre, musée d’art moderne André Malraux © MuMa Le Havre / Charles Maslard

 

フランス近代絵画の巨匠アルベール・マルケ(1875~1947)の生誕150年を記念して、日本では35年ぶりに開催される回顧展です。

日仏の主要美術館、個人コレクションから、油彩約70点、素描・パステル約20点を含む約100点により構成されます。

初期フォーヴィスム、セーヌ川や地中海の港町を描いた作品など、マルケ作品の様式展開と魅力を多角的に紹介し、近年本国でも再評価がすすむ作家の画業全体を振り返ります。

 

2027年1月9日(土)~2月21日(日)

東郷青児《レダ》
1968年 油彩・カンヴァス SOMPO美術館

 

開館50周年という節目に、SOMPO美術館設立に大きく貢献した画家東郷青児(1897~1978)の生誕130年を記念する個展が開催されます。

「青児美人」として広く知られる優美な女性像をはじめ、前衛美術への関心を示す初期作品、海外の風景を描いたスケッチ、そして晩年の大型の油彩といった絵画作品に加えて、東郷の原画による洋菓子店のパッケージや保険案内パンフレットなど、同館が所蔵する東郷作品と関連資料が大々的に公開されます。

 

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