アート
Posted on 2013-03-11
マリー・アントワネットと細川ガラシャ ふたりの結びつきとは? 東洋文庫ミュージアムで特別展

東京・文京区の東洋文庫ミュージアムで、特別展示「マリー・アントワネットと東洋の貴婦人―キリスト教文化をつうじた東西の出会い」が、2013年3月20日から7月28日まで開催されます。
“悲劇の王妃”として有名なマリー・アントワネット。彼女の実家ハプスブルク家の人々はカトリック信仰に篤く、イエズス会の海外布教を強力に支援しました。
他方、イエズス会は殉教を題材とした音楽劇の上演をつうじ、王侯貴族の信仰心を高めたようです。なかでも、人気を博したのが細川ガラシャをヒロインとした演目であったといわれます。
大革命の騒乱のなか、死を恐れず断頭台の露と消えたマリー・アントワネット。彼女の脳裏を横切ったのは幼き頃に家族と観た殉教劇、気高き東洋の貴婦人の姿であったのかもしれません。
今回の特別展「マリー・アントワネットと東洋の貴婦人―キリスト教文化をつうじた東西の出会い」では、伝マリー・アントワネット旧蔵『イエズス会士書簡集』、世界に唯一現存の天草本キリシタン版『ドチリーナ・キリシタン』(国指定重要文化財)、細川ガラシャ自筆の和歌短冊『たつね行』、中国明朝のキリシタン貴婦人の伝記『徐カンディダ伝』など天下の稀品が一堂に会します。
マリー・アントワネット憧れの東洋のキリスト教世界に接することができる貴重な機会です。
< 東京都現代美術館 MOTコレクション 「私たちの90 年 1923-2013」「残像から-afterimages of tomorrow」
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