アート

Posted on 2025-12-12
東京都美術館 2026年展覧会スケジュール


©東京都美術館

2026年、日本初の公立美術館として開館100周年を迎える東京都美術館。同美術館の2026年における展覧会ラインナップは次の通りです。

 

2026年1月27日~4月12日

雄大な自然や心地よい暮らしで知られる北欧への関心が高まる中、スウェーデン美術を紹介する展覧会です。

スウェーデン国立美術館の全面協力のもと、スウェーデン美術黄金期ともいえる19世紀末から20世紀にかけて生み出された魅力的な絵画を通して、自然と共に豊かに生きる北欧ならではの感性に迫ります。

 

2026年4月28日~7月5日

20世紀アメリカ具象絵画を代表する画家のアンドリュー・ワイエス(1917-2009)の回顧展です。

91歳で没するまで自分の身近な人々と風景を描き続けたワイエスの作品には、自分のいる側と向こう側を隔てる象徴として窓や扉といったモティーフが多用されます。

本展はそれらのモティーフを中心に、ワイエスが描いた世界を見ていきます。

 

2026年6月10日~7月1日

従来の発想にとらわれず新しい表現を追求する現代作家たちの創作活動の支援を目的としたグループ展です。

東京都美術館の展示空間だからこそ実現可能な、グループによる展覧会企画を公募し、審査により選出した3つのグループによる展覧会が開催されます。

 

2026年7月23日~10月7日

江上茂雄《海のくもり日Ⅱ》
1960年頃 クレヨン 個人蔵

 

日本初の公立美術館として誕生し、美術家たちの作品発表の場として日本近現代美術の展開と共に歩んできた東京都美術館。

そこから遠く離れた場所で、発表を前提とせずに私的/個人的に展開された美術活動。

それぞれの「100年」を並行して振り返ることで、美術の持つ根源的な意味や、美術館の今後のあり方について再検討する機会を創出します。

2026年7月25日~10月18日

 

4万点に及ぶ大英博物館の日本コレクションから、江戸時代の屏風、掛軸、絵巻の絵画作品と、歌麿、写楽、北斎、広重など代表的な8人の浮世絵師による版画を中心に、優れた作品が厳選して紹介されます。

さらに、近年の調査成果や収集の背景にも光を当てることで同館が日本美術の収集・研究・保存の第一線で果たしてきた役割をたどります。

 

2026年11月14日~2027年3月28日

  

「印象派の殿堂」と称されるオルセー美術館のコレクションから、「いまを生きる歓び」をテーマに絵画や彫刻、工芸や写真など約110点が展示されます。

近代化により急速に変わりゆく19世紀から20世紀初頭の社会で生まれた芸術は、絶えざる技術革新の波を生きる今の私たちになお新鮮な視座を示してくれます。

ミレー《落穂拾い》をはじめ、ルノワール、モネ、ファン・ゴッホらの作品を通して、多様な歓びのあり様が紹介されます。

 

2026年11月19日~2027年1月11日

谷川俊太郎 自写像 1951年

 

アルベルト・ジャコメッティ、砂澤ビッキ、谷川俊太郎、エレナ・トゥタッチコワ、山西ももの作品を通して、アートを「世界を読む」行為として捉えます。

身体や言葉、自然を手がかりに表現された作品は、「世界とは何か」という問いを投げかけ、見る者に自身の存在の核心に触れ得るような機会を開いてくれることでしょう。

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