アート / 歴史

Posted on 2015-04-29
「黄金郷を彷徨う-アンデス考古学の半世紀」 JPタワー・KITTE内のインターメディアテク



インターメディアテク特別展示『黄金郷を彷徨う――アンデス考古学の半世紀』展示風景 © インターメディアテク
View of the Intermediatheque Special Exhibition “Wandering in El Dorado: Half a Century of Andean Archaeology by the Japanese” © Intermediatheque

2015年(平成27年)1月24日(土)から2015年6月21日(日)まで、東京駅・丸の内南口前のJPタワー・KITTE内にあるJPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」で「黄金郷を彷徨う-アンデス考古学の半世紀」が開催中です。

南アメリカ大陸に花開いたアンデス文明は、大河流域の発祥ではないことや文字を持たないことなど、古代文明への我々の認識を新たにする様々な特徴があります。

さらに建築、土器、金属器、織物などにおいて、極めて洗練された美術を発展させたことも見逃せません。

アンデス文明の巧みな造形美術のとりこになり、その風土を愛してやまず、研究や収集、地域振興に生涯を捧げた日本人たちがいました。

実業家として南米ペルーで活躍する中で古代史にひかれ、研究と収集を重ね多くの日本人に道を開いた天野芳太郎。

地元の初代村長として世界遺産マチュピチュ遺跡の隆盛の礎を築いた日系移民、野内与吉。

商用旅行先で出会った未知なる文明の美に衝撃を受け、日本国内に中南米美術の一大コレクションを作り上げた森下精一。

日本で初めて新大陸考古学に着手し、今日へとつながる後進の教育に努めた東京大学の泉精一や寺田和夫らの研究者たち。

今回の展覧会では、アンデス美術の名品や学術標本を一堂に集め、不帰の客となった彼らの物語と、これまで半世紀あまりに及ぶ日本人による考古学的貢献、そして今後の展望を紹介します。

『黄金郷を彷徨う――アンデス考古学の半世紀』
会場
 インターメディアテク2階 FIRST SIGHT(ギャラリー1)
所在地 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー/KITTE2・3階
会期 2015年(平成27年)1月24日(土)から2015年6月21日(日)まで
時間 11時から18時まで(木・金は20時まで開館時間延長、入館は閉館時間の30分前まで)*時間は変更する場合があります
※2015年(平成27年)5月1日(金)から9日(土)までは、全日20時まで開館します。
休館日 月曜日(月曜日祝日の場合は翌日休館)、その他館が定める日
入館料 無料

インターメディアテク特別展示『黄金郷を彷徨う――アンデス考古学の半世紀』展示風景 © インターメディアテク
View of the Intermediatheque Special Exhibition “Wandering in El Dorado: Half a Century of Andean Archaeology by the Japanese” © Intermediatheque


空間・展示デザイン © UMUT works 2013-
Museography © UMUT works 2013-




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