アート
Posted on 2015-01-22
「マグリット展」国立新美術館に世界各国から代表作約130点が集結
Editor:宮川由紀子
平成27年(2015)年3月25日(水)から6月29日(月)まで、国立新美術館で「マグリット展」が開催されます。
ルネ・マグリット(1898-1967)は、ベルギーの国民的画家であり、20世紀美術を代表する芸術家です。
言葉やイメージ、時間や重力といった、私たちの思考や行動を規定する“枠”を飛び超えてみせる独特の芸術世界は、その後のアートやデザインにも大きな影響を与え、日本でも高い人気を誇ります。
日本におけるマグリットの展覧会は、1970年代以降何度か開かれてきましたが、本格的な回顧展は2002年以来、実に13年ぶりとなります(東京では13年ぶり、京都では44年ぶり)。
なぜ今、マグリット展が実現するのか? その重要な鍵を握るのは2009年6月、ブリュッセルに開館した「マグリット美術館」です。
ベルギー王立美術館が、マグリット財団とのパートナーシップのもと、マグリット美術館をオープンさせたのを機に、新たなマグリット作品や資料が寄託・取得され、そのコレクションとアーカイブ、関係者とのネットワークはますます充実したものとなりました。
本展は、王立美術館とマグリット財団との全面的な協力を得て、マグリットに関して最新の情報が集結する中で実現される、日本で初めての展覧会なのです。
王立美術館とマグリット財団の全面的な協力を得たことにより、ベルギー、日本をはじめとする世界12カ国(予定)の美術館、個人所蔵家から代表作約130点が出品されます。
通常は別コレクションに収蔵されている、同テーマの作品群を並べて展示することにより、画家の思考や創造の過程をたどることができるのも、本展覧会ならでは。初期から晩年まで、マグリット芸術の変遷と魅力がたっぷりと紹介されます。
なお、本展覧会は東京での開催のあと、京都でも開催されます。
マグリット展
〈東京展〉
会期 平成27年(2015年)3月25日(水)から6月29日(月)まで
会場 国立新美術館 企画展示室2E
観覧料 一般1600円(1400円)、大高生1200円(1000円)、高校生800円(600円)、中学生以下無料
( )内は前売/20名以上の団体料金
問い合わせ先 電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
〈京都展〉
会期 平成27年(2015年)7月11日(土)から10月12日(月・祝)まで
会場 京都市美術館
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締め切りは、2014年3月24日24時です。
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