アート
Posted on 2018-06-04
肖像芸術の傑作約110点が集合「ルーヴル美術館展 肖像芸術 ―人は人をどう表現してきたか」
ルーヴル美術館の豊かなコレクションを通して肖像芸術の役割や特質を浮き彫りに
2018年(平成30年)5月30日(水)から9月3日(月)まで、東京・六本木の国立新美術館で「ルーヴル美術館展 肖像芸術 ―人は人をどう表現してきたか」が開催中です。
人の似姿を描く肖像芸術は、古代より長い歴史を持つ芸術ジャンルです。
肖像はいかなる役割を担ってきたのか。
肖像の制作に臨んだ芸術家たちは、どのような素材や手法を用い、どのような表現を生み出してきたのか。
本展覧会は、ルーヴル美術館の豊かなコレクションを通して、肖像芸術の社会的な役割や、その表現上のさまざまな特質を浮き彫りにするものです。
古代オリエント美術、古代エジプト美術、絵画、素描・版画など、ルーヴル美術館全8部門から、各部門を代表する約110点の肖像作品が、時代や地域の垣根を越えて見ることができます。
構成は次の通りです。
プロローグ マスク--肖像の起源
第1章 記憶のための肖像
第2章 権力の顔
第3章 コードとモード
エピローグ アルチンボルド--肖像の遊びと変容
古代エジプトのアメンヘテプ3世、マケドニアのアレクサンドロス大王、ルイ14世をはじめとする歴代のフランス国王、フランス王妃マリー=アントワネットなど、歴史を彩った時の権力者の肖像は見どころです。
とくに、フランス皇帝として名を馳せたナポレオンについては、《アルコレ橋のボナパルト(1796年11月17日)》《戴冠式の正装のナポレオン1世》など5点が展示されていて、彼の激動の人生がたどれます。
16世紀ヴェネツィア派のヴェロネーゼ作《女性の肖像》、通称《美しきナーニ》が27年ぶりに来日しています。
《美しきナーニ》はルーヴル美術館が所属する数々のルネサンスの肖像画の中でも、最高傑作の一つとして名高い作品です。
なお、本展覧会は大阪で巡回開催されます。
ルーヴル美術館展 肖像芸術 ―人は人をどう表現してきたか
会期 2018年(平成30年)5月30日(水)から9月3日(月)まで
会場 国立新美術館 企画展示室1E
入館料 一般1600円(1400円)、大学生1200円(1000円)、高校生800円(600円)、中学生以下無料
※( )内は20人以上の団体料金
※7月14日(土)~29日(日)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)
巡回情報
会場 大阪市立美術館
会期 2018年(平成30年)9月22日(土)~2019年(平成31年)1月14日(月・祝)
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締め切りは、2018年(平成30年)6月30日24時です。
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