アート
Posted on 2011-05-10
千葉市美術館で「ボストン美術館 浮世絵名品展」 見逃すと次の機会は5年以上先に。

鳥居清長《雛形若菜の初模様丁子屋内丁山しをりつまき》天明2年頃 Photograph (c)2011 Museum of Fine Arts, Boston. All rights reserved.
絢爛豪華な浮世絵を匂いたつような色鮮やかさで!
2011年4月26日(火)から6月5日(日)の会期で、千葉市美術館において「ボストン美術館 浮世絵名品展」が開催れています。
「ボストン美術館 浮世絵名品展」は、明治期にアメリカに渡り、ボストン美術館の一大コレクションとなって封印された浮世絵が、一世紀あまりの時を超えて日本に里帰りしたものです。
天明・寛政期の錦絵黄金時代に焦点をあて、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽の三大絵師を中心に、同時代に活躍した絵師の作品を紹介します。
天明・寛政期の、錦絵黄金時代とよばれる一時期に焦点を絞ってなお、これほど充実した内容で展覧会を構成できるのは、驚くべきことでしょう。
これまでほとんど公開されてこなかったボストン美術館秘蔵の浮世絵版画は、いずれも保存状態良好な作品ばかりです。
しかも、ボストン美術館の文化財保護のための厳格な規定により、本展出品作品については今後5年以上展示の機会がありません。
錦絵の華麗なる色彩美を、抜群のコンディションで楽しめます。
見逃せない貴重な機会です!
2011年6月24日(金)~8月14日(日)は、仙台市博物館で開催されます。

東洲斎写楽《市川男女蔵の奴一平》寛政6年5月 Photograph (c)2011 Museum of Fine Arts, Boston. All rights reserved.

喜多川歌麿《歌撰恋之部稀二逢恋》寛政5-6年頃 Photograph (c)2011 Museum of Fine Arts, Boston. All rights reserved.
展覧会構成
第1章 鳥居清長(1752〜1815)
鳥居清長の代表的な大判揃物の美人画や、続絵の迫力ある女性群像をはじめ、デビュー間もない頃の役者絵から寛政期末頃の子供絵まで、主要な業績を概観します。
第2章 喜多川歌麿 (?〜1806)
天明前期のまだ歌麿独自の様式が確立していない初期美人画から、その芸術性の頂点に達した寛政年代の傑作まで、美人画の一時代を築いた歌麿芸術の真髄を紹介します。
第3章 東洲斎写楽(生没年不詳)
本展では、現在制作時期により4期に区分される写楽の作品群の第1期(寛政6年5月)、第2期(寛政6年7-8月)、第3期(寛政6年11月)から合計21点もの作品を一堂に展示します。
写楽の作品をまとまった点数で観覧できる貴重な機会です。
第4章 黄金期の三大絵師をとりまく大家たち
黄金期には、清長、歌麿、写楽の三大絵師だけでなく、個性豊かな実力派の絵師がそれぞれの画派を形成していきました。
黄金期はもちろん、後の浮世絵界に大きな影響を与えた絵師たちを紹介します。
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