アート

Posted on 2026-04-07
【展覧会レビュー】「NHK日曜美術館50年展」 東京藝術大学大学美術館で開催


東京・上野の東京藝術大学大学美術館で「NHK日曜美術館50年展」が開幕した。(会期:2026年3月28日(土)~6月21日(日))

NHK「日曜美術館」は1976年に放送を開始。以来、今日まで2500回を超える長寿番組だ。2026年に50年を迎えるにあたり、これまでの50年の歴史のなかで取り上げてきた作品のなかから120点を超える名品を以下の5章構成で紹介している。

第1章「語り継ぐ美 〜時を超えて美を語る言葉・語らせる作品」
第2章「日本美の再発見 古代から明治まで」
第3章「工芸 伝統と革新」
第4章「災いと美」
第5章「作家の生き様と美 ~アトリエ&創作の現場」

大江健三郎が語るフランシス・ベーコン、モデルとなった矢内原伊作が伝えるアルベルト・ジャコメッティ、舟越保武が伝える松本竣介など、番組に出演したゲストの言葉も作品とともに紹介されている。

ほかにも、縄文土器、土偶、伊藤若冲、曾我蕭白、葛飾北斎といった日本美術をはじめ、古今東西の作家の名品が鑑賞できる。

なお「日曜美術館」は2026年3月、「週間ファインアートテレビ番組の最長放送(Longest running weekly fine art TV Programme)」として、ギネス世界記録に認定された。

※写真はすべて「NHK日曜美術館50年展」における展示風景


アルベルト・ジャコメッティ
《ヤナイハラⅠ》
1960-61年
ブロンズ
国立西洋美術館

フランシス・ベーコン
《スフィンクスーミュリエル・ベルチャーの肖像》
1979年
油彩/カンヴァス
東京国立近代美術館

新潟県長岡市深沢町 岩野原遺跡出土
《縄文土器 深鉢 火焔型土器》
縄文時代(中期)
土製
國學院大學博物館

塩見亮介
《白銀角鴟面附白絲縅兜袖》
2022年
鉄、真鍮、漆、革、正絹組紐
個人蔵

岸田劉生
《麗子肖像(麗子五歳之像)》
1918年
油彩/カンヴァス
東京国立近代美術館

石田徹也
《飛べなくなった人》
1996年
アクリル/板
静岡県立美術館

松本竣介
《建物》
1948年
油彩/板
東京国立近代美術館

舟越保武
《ゴルゴダ》
1989年
ブロンズ
岩手県立美術館

舟越桂
《水に映る月蝕》
2003年
楠に彩色、大理石
個人蔵

諏訪敦
《大野一雄》
2006ー08年
油彩・テンペラ/カンヴァス
作家蔵

岡本太郎
《遭遇》
1981年
油彩/カンヴァス
川崎市岡本太郎美術館

アルフレート・レーテル
《屠殺者としての死、1831年、パリの仮面舞踏会におけるコレラの登場》
1851年
木版/紙
町田市立国際版画美術館


NHK日曜美術館50年展
NHK Sunday Museum 50th Anniversary Exhibition

会期 2026年3月28日(土)~6月21日(日)
開館時間 午前10時 ~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(ただし5月4日は開館)
会場 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2、3、4
観覧料 一般:2,000円、高校・大学生:1,200円、中学生以下は無料
春爛漫!期間限定 大学生以下無料デー 3月31日(火)~4月10日(金)までの平日に限り、大学生以下無料

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